2006年12月27日から2007年1月8日まで。世界3大遺跡の一つエジプトを訪ねた。 ヨーロッパ経由でカイロまでの道のりは遠く、エジプトについてもカイロから南端のアブシンベルまでは陸路で1000kmを超える実に長い距離である。 12日間もあれば、他にも寄り道(紅海とか西方オアシスとか)できるかもと思ったが、国内移動は思いのほか時間がかかり、 また見所も満載なので、遺跡のハイライトを順に回るだけで精一杯であった。
目次
旅程
2006年 | 日程 | 宿泊地 |
---|---|---|
27DEC | NRT 1220 ✈ AMS 1620 KL862 AMS 2100 ✈ CAI 0210+1 KL553 | 機中泊 |
28DEC | カイロ市内 カイロ博物館 | カイロ Kings Palace Hotel 泊 |
29DEC | ダフシュールの赤のピラミッド、屈折ピラミッド サッカールの階段ピラミッド ギザのピラミッド群とスフィンクス カイロ 🚃 ルクソール移動 | 夜行列車泊 |
30DEC | ルクソール東岸観光 カルナック神殿、ルクソール神殿 | ルクソール Windsor Hotel 泊 |
31DEC | ルクソール西岸観光 王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿 | ルクソール Windsor Hotel 泊 |
2007年 01JAN | アスワンへ移動 車チャーター(シェア)で武装民兵コンボイ車列 エドフ神殿、コム・オンボ神殿に立ち寄り アスワン到着後、ナイル川をフルーカで遊覧 | アスワン Memnon Hotel 泊 |
02JAN | 早朝出発で、アブシンベル神殿 | アスワン Memnon Hotel 泊 |
03JAN | イシス神殿、アスワン市内観光 20時頃アスワン出発 🚃 カイロ移動 | 夜行列車泊 |
04JAN | 昼頃、カイロ到着 夜はナイル川のナイトクルーズ | カイロ Happyton Hotel泊 |
05JAN | オールドカイロとイスラム地区を巡る ハーンハリーリのカイロ歴史地区 ガーマ・ムハンマド・アリ | カイロ Happyton Hotel泊 |
06JAN | ギザのピラミッド再訪 夜23時に空港にTaxiで向かう | カイロ 空港泊 |
07JAN | CAI 0420 ✈ AMS 0815 KL554 AMS 1520 ✈ NRT 1050+1 KL861 | 機中泊 |
08JAN | 帰国 |
day 0 エジプトへ
一路エジプトへ。アムステルダム経由でトランジットいれて21時間。 エジプト到着は午前2時。空港で薄明かりになるまで待って、バスで市内へ。
day 1 カイロ・エジプト考古学博物館
昼まで寝て、エジプト考古学博物館へ。 博物館というか遺跡の一部やらなにやらが無造作に並べてあって巨大な倉庫のようだ。 ツタンカーメンは流石に美しいし、副葬品の品々は金銀財宝ではなく「金金財宝」であった。 2時間たっぷり見学した。
コシャリ

これがコシャリというもの。エジプトの庶民的食事で60円くらい。 マカロニとパスタとコメとマメを茹でてトマトとニンニクのソースをかけたもの。案外美味しいし、量もある。
腹も膨れたので、ルクソールへの交通手段の確保。駅に行くと窓口はまるで戦場のよう。 で、あっけなく1等も2等も5日先までフルだって…しかたなく長距離バスターミナルへ。 こちらも当分席はない。困った。。。カイロ足止めか!? そう、ここはアラブ文化圏でコネ社会である。不本意ながらも旅行代理店に飛び込んだ。 そしたらあっけなく明日の夜行列車のチケットが出てきた。さすが。ルクソールのホテル込みで高いけど。
day2 ピラミッド群
今日はリーマンパッカーらしく金にモノを言わせてさくっとタクシーを1台チャーター。ピラミッド群を片っ端から見て回る。 まず遠いほうからと思い、ダフシュールへ。しかし、なんと運ちゃんは安請け合いしたものの、道を知らない。 行く先々で道を聞きながらなんとか到着した。
赤のピラミッド

チケット売り場から赤のピラミッドまでは見えないほど遠い。自力でバスで来たら死ぬな。

赤のピラミッドとはいうものの、どう赤いのやら。ピラミッドは無料で内部に入れるが、狭くてかがまなければ通れないほどの小さな通路が、しかも急な階段。 どこぞの体育会系のシゴキであったよな。中はぽっかり直方体の何もない部屋があるだけで見るものはなし。 空気が澱んでいて長居する雰囲気でもない。で、案の定筋肉痛になった。
屈折ピラミッド

赤のピラミッドからかすんで見える屈折ピラミッド。これも歩くのはありえない距離。

タクシーでよかった。 朝一で来たから観光客も少なく、ピラミッド独り占め。
階段ピラミッド

ダフシュールから半分距離を戻して、サッカーラの階段ピラミッド。ぼちぼち観光客も多くなってきた。 ここからだと砂漠の向こうにギザのピラミッド群もかすかに見える。 ピラミッドといってもいろんな形があるもんですな。
スフィンクスとピラミッド

さて、早くもこの旅のメインイベント『ギザのピラミッド群』。スフィンクス側の入り口から。 実はスフィンクスの視線の先にはKFCがある。後ろはカフラー王のピラミッドとメンカウラー王のピラミッド。 写真やTVなどでよく見るアングルだから、感動というか、あああれか…ってな感じ。
ギザのピラミッド群

スフィンクスから1時間くらい歩いた反対側。3つのピラミッドがきれいに見えるパノラマポイントなる場所。 普通はツアーの車でくるか、ラクダや馬をチャーターするらしい。 しかしながらラクダ屋は噂どおり暴利のボリボリで話すだけ無駄。俺には立派な足がついている。 写真はポリスに撮って貰ったが、さすが慣れたものでポーズをとらされこのような一枚が。当然有料だ(笑)
カフラー王のピラミッド

3つのピラミッドの真中のピラミッドで、一番形が美しい。高さの一番高い。俺はこいつが気に入った。 なぜか、クフ王のピラミッドの方が人気あるんだけどな。
day3 ルクソール東岸
夜行列車でルクソールへ。1等だったはずのチケットは実は2等で、車内は寒いし子供が泣きっぱなしだし。 しかも遅い!ちんたら走って時折なんでもないところでしばらく止まる。 ルクソールについたのは昼過ぎ。
カルナック神殿

ピラミッドは巨大ですごいけど、壁画や彫刻の類は一切なかったから、 こういう感じだとなんかゆっくり見て回る気分になる。 壁とか柱とかにあの「ヒエログリフ」がビッシリ書いてあると、 あーエジプトだなぁって太古の人の営みとシンクロ(するはずもないのだが)する気分に。

このカルナック神殿は柱がすごい。巨大な柱がびっしり整然とそびえ立つ姿は正に圧巻だ。
ルクソール神殿

ルクソール神殿はルクソールの市街の真中にあって、まるで公園の中のよう。このそびえたつオベリスク。 そう、2本あるはずのうち、もう一本はパリのコンコルド広場に立っている。 それは正規に取引されたのでフランスは悪くない。それより大英博物館にある盗品の品々はどういうこっちゃ。
day 4 ルクソール西岸
ルクソール西岸は公共交通機関がないので、ツアーに乗る。自転車とかありえない
王家の谷

ただの谷。本当か嘘が上に見える山が天然のピラミッドなんで墓地になったとか。 たくさんの洞窟があり、それらが全部王の墓なんだが、チケットはそのうち好きな3箇所に入れるらしい。 片っ端から全部入ることはできない。ツアーガイドが3箇所選んでくれるのだが、どうも時間短縮で空いてるところを選んだ感じ。 しかし、まあ、どの墓も同じようなもん。壁画がすばらしいが写真撮影禁止。
ハトシェプスト女王葬祭殿

かつてテロによる観光客襲撃事件で日本人の新婚さんが亡くなった事件のあったところ。 今はここに限らず、すごい厳重な警備体制だ。遺跡の入場ゲートには空港さながら金属探知ゲートと荷物のX線検査がある。 で、見える地平線にはちらほらと兵士の姿が。こんな厳重だから大丈夫と見るべきか、こんなに厳重にしないと危ないと見るべきか。 しかし、砂漠の山の中に忽然と現れる遺跡は素敵だ。
day 5 アスワンへ
宿で仲良くなったインドネシア人の紳士とパキスタン人の若者と一緒に車をチャーターしてアスワンに行くことにした。 途中2箇所の遺跡を見るという。車は武装した車に先導されコンボイを組んでいく。
エドフ=ホルス神殿

すごくよかった!!!壁画の保存状態がよく、美しい。 基本的に外国人が勝手に移動してはいけないエリアにあるのでコンボイでどっと観光客が押し寄せ、どっといなくなる。 それでもごった返した感じではない。俺的にはイシス神殿より良い。

中は、こんな彫刻やヒエログリフでぎっしり装飾されている。
コム・オンボ神殿

こちらはナイル川のほとりにある遺跡。だんだん遺跡にお腹一杯になってきた(笑)

クレオパトラと書いてある。車チャーターだけどガイドはいないので。自力じゃみつからなかっただろうクレオパトラのカルトゥーシュ。 HISのツアーが一緒のコンボイで来てた。その日本語ガイドさんが説明してるのを小耳に挟んで発見! HISなんて航空券だけかと思ってたけど、ちゃんと添乗員付のツアーもやってて、こんなコンボイ組まなきゃ行けないところに来るのね。 西遊旅行社とかならわかるんだけど。
アスワンのスークで

アスワンには昼に到着。午後はぶらぶらと市内を探索。スークで見かけたスパイス屋。 エジプト人はスパイスの粉でもピラミッドを作っている。色とりどり鮮やかで見てるだけで美しい。
ナイル川でのんびり

夕方にかけて、フルーカというヨットをチャーターしてナイル川をのんびり遊覧。 ナイル川のサンセットと決めたのだが、日が落ちると寒すぎ。おっちゃん操縦下手でどんどん抜かれて遅いし。 まあまあ優雅なひと時を過ごした。
day 6 アブシンベル宮殿
アブシンベル大神殿

この旅行の第2のハイライト、アブシンベル宮殿だ。なんと3時起床、4時出発。 コンボイを組んでいくため。アスワンから280kmもある。休憩なしで走りぬける。北回帰線を越え、もうほとんどスーダン国境地帯。 さすがに暖かい。
ばーん!!!と圧巻。壁画も美しいし、彫刻もいいし、ロケーションもナセル湖を目前にしてバッチリ。 この遺跡、本当はナセル湖に沈む予定を現代建築技術で移設したんだよね。残しておいてくれてよかった。
day 7 アスワン近郊
イシス神殿

本当は昨日のツアーで行く予定だったんだけど何かの手違いでいけなかったので今日自力で行く。 でもタクシーで行って、かつ、この遺跡は島にあるので船にのって、全部交渉しても絶対ツアーの方が安い。 こちらも、ダムに沈む予定を移設された遺跡。

壁画が美しい。なんでおっぱい出してるんだろう。彼女は他の観光客にも人気だった。 壁画への照明が秀逸で、暗いながらも陰影がきれいに出る。
アスワンの街並み

時間が余ったので。ぶらぶらと市内を散歩。ただの洗濯物の風景。確かこういうの好きなやつがいたから。
キリスト教(コプト教?)の教会

エジプトは基本的にイスラム教の国なんだけど、キリスト教もちゃんとある。多分日本なんかよりよっぽどちゃんとある。 原始キリスト教っていうのか?コプト教はかなりメジャーな存在みたい。
シーシャ(水タバコ)を…

さらに暇を持て余し、ナイルのほとりでビールを飲んで、水タバコを嗜んでみる。 リンゴフレーバー。普通の紙タバコよりよっぽどソフト。吸い込むとボコボコって煙が水を通ってくるわけだが、 水圧があるのでかなり力強く吸い込まねばならず、口先だけでは吸えない。イランでも吸ったけど同じだね。
day 8 カイロの夜
ナイル川ディナークルーズのベリーダンスショー

帰りは1等車で、寒くなく、ゆったりとカイロに戻ってきた。さて、贅沢にナイルのナイトクルーズに行く。 ビュッフェスタイルの高級料理。味はどーってことないけど、ショーが目当て。 ベリーダンスもよかったけど、スーフィーダンスというやたらぐるぐる回る踊りがすごい。 ちなみに、観光客代表でこのベリーダンスのお姉さんと一緒に踊った。写真を撮られて買わされたけど、OKね。
day 9 オールドカイロとイスラム歴史地区
マル・ギルギス駅と時計

ただの駅なんだけど、時計の文字盤が当然アラビア数字。算用数字のことをアラビア数字という言い方をするけど、 本物のアラビア数字はこうだ。で、旅行者といえどもさすがに数字くらい読めるようにならないとアラブ諸国は無理。
コプト博物館
コプト博物館を見学。カメラは持ち込み禁止。イスラム国において意地でもコプト教を守っている人たち。 その博物館はエジプトのどの博物館や遺跡よりも、管理という点でクオリティーが高い。 ライティングから展示方法から見事としか言いようが無い。宗教の差なのかね。
オールドカイロの風景

なんとなくレトロでいいでしょう?歴史を感じさせる街並み。どことなくヨーロッパ。 つまり、ヨーロッパのイメージってキリスト教なんだな。
キリスト教会のミサ風景

ちゃんとバリバリお祈りやってた。神父さんが水まいてたし。しかしこういう風船の装飾ってどういうセンスなんだろう。 東南アジアなんかでも荘厳な遺跡に電飾ついてたりするしね。風化してなくて生きているということか。
ユダヤ教のシナゴーグ

すぐ隣にユダヤ教もある。すごいなぁ。
ガーマ・ムハンマド・アリ

こちらはイスラム教。カイロ随一のモスク。シタデルという世界遺産にもなっているイスラム地区の一角。 お祈りの時間は観光客は入れない。靴は脱ぐ。イスタンブールのブルーモスクに似ていると思ったら、似せて作ったらしい。

内部のシャンデリアは円形に何重にも配置され、天井には美しい装飾がなされている。 もちろんイスラムなので、肖像画のような偶像はない。しかし贅を尽くしている感じはするなぁ。
街角のスーパーモデル

イスラム歴史地区の街角。道を撮ろうとしてカメラを向けたら割り込んできてポーズを決めた少女。 なぜかポーズが決まっている。
パン屋

無造作にパン屋。美味しそう。
day 10 ギザのピラミッド再訪
ピラミッド再訪

予定通り予備日が1日余ったので、ピラミッドをもう一回見ておく。 この写真はピラミッドから砂漠に向かって30分ほど歩いた丘のふもとから。 6つのピラミッドが見えるこの角度が重要で、絵葉書で見つけて再現しようとひたすら歩いた。 あと、太陽がもうちょと角度がついてピラミッドの陰影がつけば文句ないんだけど。 というか、こお写真を撮るために再訪したほど。3時間くらい太陽待ちした。 冬なので、なんだか雲が多い。
カフラー王のピラミッド

お気に入りのカフラー王のピラミッドにちょっと登ってみた。1段がこれくらい。登頂するのはかなり大変そう。 登ってはいけないことになっている。
スフィンクスとクフ王のピラミッド

最後に締めの記念撮影
day 11-12 帰国の途
カイロ発が例によって未明なので、深夜に空港へ。捕まえた善良そうなタクシーは英語がわからず。 エアポートで通じないが「ジャパン」といったら判った!と。。ちゃんと空港に向けて走り出した。 ところが、途中で車が壊れる。しかたなく他のタクシーに乗り換え。可哀相なのでちょっと多めに払ってあげた。 2台目のタクシーはちゃんと観光客料金で走ってくれた(笑)。
アムステルダムで7時間トランジット。市内に出る気もせず空港で生ビールを飲み、ゆったりと帰国に向けて体を戻す。
雑感
エジプトはさすが世界の観光地だけあって欧米からの観光客も多い。イスラムの国でありながら不自由な感じがない。 遺跡や観光地などでは女性の肌は全然OKだし、ビールも飲める。 欧米人という種族は人に合わせるということをしないから観光地としては当然こうなる。
気候的には12月、1月は暑くないのでベストシーズンと言われているが、逆に非常に寒かった。 灼熱の砂漠を想像していただけに防寒着の装備が貧弱だったことを後悔。安宿には暖房はないから朝晩は寒くて辛いほどだ。
さて、肝心の遺跡だがピラミッドというのは我々はTVなどで見慣れているせいもあって、新鮮な驚きは薄い。 しかもピラミッドには壁画も彫刻もなく、じっくりと見るものは特にない。まさにただのピラミッドである。 内部に入ってもがらんどうの四角い部屋があるだけだし、外から眺めてロケーションを観賞するもの。 一方、ルクソール以南の神殿遺跡は壁画、彫刻、ヒエログリフなど、見飽きない。 とはいうものの、点々とあるので満腹にはなってくる。
お土産などの値段交渉の激しさはさすがアラブ。アジアの比ではない。喜捨の精神でいくしかない。
個人的にはアンコールワットの勝ち。
計画と費用
一人旅のバックパッカーなので、事前の手配は往復の航空券のみ。あとは国内移動も宿泊もすべて現地手配。お金は日本の1万円札と、米ドルのT/C、クレカを持っていった。どれも特に問題はなかった。
トータルで21万円。現地費用は1日6,000円。しっかり観光して、1000kmを往復する大移動をしたのだから、バックパッカーとしては満足すべきだろう。いいモノたべすぎてる、とか、ボラれすぎてるというのはご愛嬌。
1EGP=20.9円(参考:1US$=119.9円)。米ドルからエジプト・ポンドに両替する場合は円→ドルを含めて2回両替で1EGP=21.1円になるので、日本円からの両替で大丈夫。
1. 航空券とVISA 149,330円
27DEC | NRT 1220 ✈ AMS 1620 KL682便 AMS 2100 ✈ CAI 0210+1 KL553便 |
07JAN | CAI 0420 ✈ AMS 0815 KL554便 AMS 1520 ✈ NRT 1050+1 KL861便 |
イーツアーで予約発券。燃料サーチャージ、諸税込で147,440円。 |
VISAはカイロの空港で買うことができる。15USD=90.46EGP=1,890円。
2. 国内移動と宿泊 1,075EGP = 22,467円
28DEC | カイロは当初予定していたLUNA Hotelは満室だということで、客引きに引かれてKings Palace Hotelへ。早朝にチェックインしたかったので2泊分で150EGP。 朝食付き。 |
29DEC 30DEC 31DEC | カイロの旅行代理店で手配 カイロ~ルクソール間の列車(1等のはずが2等) ルクソールのホテルWindsor Hotelの2泊 を合計で350EGP。ホテルは朝食付き。 |
01JAN 02JAN | ルクソールで同じホテルだった、マレーシア人とパキスタン人の二人に誘われて、車をシェアしてアスワンに移動、記録が不鮮明だが150EGPくらいだったと記憶。 アスワンではその車が到着したMemnon Hotelで2泊、130EGP。 朝食付き。 |
03JAN 04JAN 05JAN | アスワン~カイロの移動は、宿の代理店で手配して100EGP。ちゃんと1等車。 カイロはHappyton Hotelで3泊で195EGP。最終日は深夜まで部屋を使いたかったので、3泊分支払った。 朝食付き |
鉄道の移動の手配が個人では困難だった。代理店経由でお願いするしかない。夜行列車は慣れたものだが、2等車は暖房がなく寒くて閉口した。1等車は問題ない。

これがカイロ~ルクソールのチケットだけど、全然読めないので、難易度高すぎる。かろうじて、値段は40EGPだったのね。


カイロの宿。どうみてもドミトリーなんだけど、貸し切りだった。シャワー、トイレは共同。1泊75EGPは振り返ると高かったけど、こちらも未明の到着だし、初エジプトだし仕方ない。


旅行代理店のなすがママに決まったルクソールのホテルはとても快適でまともだった。ここのプールを見おろすテラスでのんびりしていたら、マレーシア人とパキスタン人の二人組に声をかけられ、アスワンまでをともにする。良い出会いだった。
アスワンのホテルの写真は見当たらず。


帰りのカイロで泊まったHappytonホテルはこんな感じで、いたって普通の良さ目な安宿。1泊65EGP=1,370円ならよいだろう。
3. 観光と移動 1,362EGP = 28,466円
28DEC | 空港→市内 バス 2EGP カイロ博物館 50EGP メトロ 1EGP |
29DEC | タクシー1日チャーター 200EGP ダフシュール 25+3(Taxiの入場)=28EGP サッカール 50+2(Taxiの入場)=52EGP ギザ 50EGP 写真を撮ってくれたポリスにチップ 10EGP |
30DEC | カルナック神殿 50EGP 馬車 往路:10EGP 復路:11EGP |
31DEC | 西岸ツアー 50EGP 王家の谷 70+2=72EGP ハトシェプスト女王葬祭殿 25+1=26EGP |
01JAN | エドフ神殿 40EGP コム・オンボ神殿 25EGP ナイル川フルーカ(2時間コース) 50EGP |
02JAN | アブシンベルツアー 100EGP アブシンベル神殿 80EGP |
03JAN | タクシー(イシス神殿行きの船着き場まで往復、船着き場で1時間待ち) 30EGP イシス神殿のある島までのボート往復 35EGP イシス神殿 40EGP 切りかけのオベリスク 25EGP |
04JAN | ナイル川ナイトクルーズ 145EGP |
05JAN | メトロ マルキルギスまで 1EGP コプト博物館 40EGP タクシー シタデルまで 10EGP シタデル 40EGP |
06JAN | バス ギザまで 2EGP ギザ 50EGP ラクダ 10EGP ピラミッド内部 25EGP バス 市内へ 2EGP |
入場料の合計は908EGP、ツアーやタクシー等の移動費は454EGP、合計1,362EGP。
4. 食費 434.5EGP+5.7€ = 9,979円
今回の旅は、一人旅だっていうのもあるけど、忙しくてあまりロクに食事を取れなかった。ただ、基本的にはエジプトのメシは美味かった。ホテルはすべて朝食がついていたので、ホテルでいただいた。昼食は、基本とれなかった。
28DEC | アブー・ターレクというコシャリの名店でコシャリを食べる。 3EGP ステラビールx2 10EGP、オレンジジュース 2EGP、ミネラルウォーター 4EGP |
29DEC | コーク@KFC in front of スフィンクス 5EGP コシャリ@アブー・ターレク 3EGP |
30DEC | 夕食:牛のシシケバブ+ライス、ビール 30+10EGP (10はチップ) |
31DEC | ケバブサンド 1EGP ミネラルウォーター 4EGP Royal Fish Restautant Sayadieh、FishSoup、Coke、Rice 43+8EGP Beer x2 20EGP |
01JAN | AswanMoon Kebab hala(ビーフシチュー)、Rice、ChichenSoup、Coke 34.5+6.5EGP |
02JAN | 駅前のエジプト料理屋 シシカバブ、Rice、Soup、Vegi、ピクルス、お茶 20+5EGP Monalisa Cafe ビール 21.5EGP |
03JAN | エジプトケバブバーガー 4EGP ナイル川でBeer+水パイプ 40EGP ホテルでお茶 1.5EGP エジプトバーガー 4EGP |
04JAN | コシャリ@アブー・ターレク 3EGP オレンジジュース 2EGP、ミネラルウォーター 2EGP ナイトクルーズでの飲み物代 Beer + Coffee 42EGP サッカーラBeer 5.5EGP |
05JAN | Felfala Staffed Pigeon(鳩)、シェクシューカ、Beer 60EGP ステラBeer 5EGP |
06JAN | Alfy Bay Restaurant カバブ、コフタ250g、サラダ、コーラ 35.75+4.25EGP |
07JAN | アムステルダムの空港 Beer 4.1€ チップス 1.6€ |
合計は、434.5EGP+5.7€ = 9081円 + 898円


ルクソールで人だかりができてたケバブサンド屋。買ってみたけど美味しい。これ1つ1EGP=21円。みんなは0.5EGPで買っていたように見えたけど、きっときのせいだろう。

こちらは、最後に泊まったカイロのHappytonホテルの朝食。だいたいどこのホテルの朝食も同じようなものだが、ゆで卵の有無がホテルによって違う。
卵が出てきたのは、このカイロのHappytonホテルと、ルクソールのWindsor Hotelの2か所。

お世話になった各種ビールのラベル。