タイのビーチリゾートのひとつ「ホアヒン」へ言ってきた。ホアヒンは王室の保養地として古くから発展した優雅な気品漂うリゾート地である。長男は9歳、次男は8歳、子連れの4人家族旅行なので、外資系高級リゾートホテルに1週間ステイするというなんとも高級な旅行であった。
振り返ると、コロナ前、ギリギリの最後の旅行だった。帰国後、3月から学校が休校になり、会社は在宅勤務になり、4月には緊急事態宣言となり、暗黒の引きこもりの時期が始まるのだった。
目次
旅程
2019年 | 日程 | 宿泊地 |
---|---|---|
29DEC | 自宅から移動して前泊。 | 成田東武エアポートホテル 泊 |
30DEC | NRT 0915 ✈ DMK 1405 XJ601便 | Hyatt Regency Hua Hin 泊 |
31DEC | ホテルのプール。 夜はガラディナーとカウントダウン打ち上げ花火。 | Hyatt Regency Hua Hin 泊 |
2020年 01JAN | ホテルのプール。 | Hyatt Regency Hua Hin 泊 |
02JAN | ホテルのプール。午後は象に乗る。 ロブスターを食べに港まで。 | Hyatt Regency Hua Hin 泊 |
03JAN | 夜は近くのナイトマーケットへ。 | Hyatt Regency Hua Hin 泊 |
04JAN | 再度、象! | Hyatt Regency Hua Hin 泊 |
05JAN | BKK 1810 ✈ SIN 2135 SQ979便 SIN 2355 ✈ NRT 0730+1 SQ638便 | |
06JAN | 帰国 |
出発

LCCに乗るのは初めてだった。機内食なしでは、お腹がすくし、席がバラバラじゃ困るし、荷物は預けたいし。一人旅や出張とかならいいかもだけど、家族旅行の場合って、結局、あれこれ追加せざるを得ないのではないだろうか。まあ、子どもたちはご機嫌である。
バンコクの懐かしいドンムアン空港に到着し、頼んでおいたタクシーと合流。高速道路を約3時間ぶっ飛ばして、ホアヒンのハイアット・リージェンシーホテルに到着した。田舎の方は、高速道路といっても、確かに信号はないけど、横断する人はいる。
ホテルライフ


お部屋はまずまず。お庭はキレイに整備されている。


ホテル前はタイ湾で、朝日がきれいに見える。対岸はパタヤ。ホテル内のプールは広くて、数種類のプールがあり、快適。
大晦日、ガラディナーと花火

12月31日の晩は、ホテルのガラディナーがあり、野外ステージのあるところで豪華ブッフェとなっている。演奏あり、出し物ありで、それなりに盛り上がっている。世界各地のハイアットの宿泊券とかが当たるイベントなんかもやっていたけど、たぶん、きっと欧米人にしか当たらないんだと思われる雰囲気。まあ、当たってステージに呼ばれてあれこれインタビューされても困るけど。そもそもアジア人の客は少ない。中国人とかもっといるかと思ってた。


時差が2時間あるので、カウントダウンを待たず、子どもたちは眠くなってしまう。日本の午前2時なので仕方がない。上の写真は、ガラディナー会場の全景と、カウントダウン後の花火。花火は海岸沿いのあちこちのホテルでやっているし、我々のホテルからも打ち上がった。天灯といって、ランタンを熱気球にして空をとばすやつも、やっていた。子どもたちに見せてあげたかったなあ。
ホテルライフ再び




プールで游んだり、プールサイドで休憩したり、卓球!したり。砂浜で游んだり貝を拾ったり。チェスもありました。諸君、リゾートを存分に楽しんでいるか?


エレファント・トレッキング


少しは遠征をしようと、ネットでローカルのツアーを検索。エレファントビレッジというところがあって、象に乗る体験ができるらしい。早速ホテル送迎付きの30分コースのツアーを申し込む。
最初は子どもたちは象に乗ると聞いてビビっていたが、いざ乗ってみるとごきげん。降りたあと、象ともふれあい、ご満悦。おかわりのリクエストがあり、明後日にもう一回、今度は1時間コースで行くことになった。
ツアー会社も同じ予約がもう一度入ると思っていなかったのかもしれない。2回目の予約のときは、一向にホテルに迎えが来ず、仕方なく電話。「もうすぐ」という返事だが、やはりこない。ホテルのお姉さんが見かねてタイ語で電話をしてくれて、ようやく、初日とは違う車で迎えが来た。

2回目はしっかり1時間楽しんだ。象の上で売りつけられるお土産や、あとで買わされる記念写真は、僕らは2回目で、もう持っているというと、その分チップをせびられたりしたけど。楽しかったので無問題。
ロブスター@ホアヒンナイトマーケット
エレファントビレッジからの帰りにホアヒン中心部で降ろしてもらい、ホアヒンナイトマーケット内にあるSNACK JACK SEAFOODレストランでロブスターをいただく。

こんな感じで、ロブスターやらエビやら魚が並んでいて、選んでそれを調理してもらうスタイル。ロブスターもグラムで値段が決まる。どれも抜群に美味しそう。



他にも貝とか、パイナップルに入ったカオパットとか、お腹いっぱいいただいた。

ナイトマーケットでは、マンゴーがこんな風に売られていた。食べ頃は明日だと。

ホテルまでの帰り道は、子どもたちが乗ってみたかったタイのトゥクトゥクに乗ってみた。
その他の美味しかった食事

ホテルから通りに出るところにはシカダ・マーケットというナイトマーケットがあり、夜はフードコートが立ち並ぶ。あちこちからいろいろ食べ物を買い集めて、夕食。おみやげ物も売っている。

地元の人でにぎわっていたローカルのレストラン。辛いものもあるけど、辛くないものもある。中華に近いかな。安くて美味しい。

ホテルから通りにでた角にあるBAAN NOKKACHANという、オープンエアのレストラン。夜遅くは生演奏もある。ロケーションが便利で、美味しかったので何回か食べに来た。
ここで食べて、シカダ・マーケットでちょっと買い食いするとか。

朝、通りを歩いていたら、通勤客向けに屋台で売っていた弁当。もちろんとても安かったのだが、ダントツに美味しかった。すごく辛かった。ホテルの部屋で食べようとしたら、匂いも強烈で子どもたちからは大変な不評を買ったのだが、本物の味。

もちろん、ホテルの中のレストランも。ええ、ホテルの中はタイじゃないので、こういう感じですが、子どもたちはニコニコなんだなあ。いいよ、好きなもん食えってことで。
ホテルのレストランはいくつかあって、結局ホテル内で食べた回数が一番多かったと思われる。リゾートホテルなので、ホテルの中に閉じこもってなんぼ、みたいな。
あと、Lost & Found HuaHin、ここも行った、タイ料理ではなく、ピザとかハンバーガーとかステーキとか。ホテルの中よりはずっと安いし、子どもたちには安心なお店。
このお店の先にはセブンイレブンがあるので、朝食のパンとか牛乳とか買った。お酒類は買える時間が決まっているので、いつでも買えるわけではない。
計画と費用
トータルで106万円。正月に家族4人でタイの外資系高級リゾートホテルで6泊をラグジュアリーに過ごした。といえば、まあ、これくらいかかるのだろう。
だいたい、1B=3.83円。(参考:1USD=110.6円)
1. 航空券 477,118円
30DEC | NRT 0915 ✈ DMK 1405 XJ601便 |
05JAN | BKK 1810 ✈ SIN 2135 SQ979便 SIN 2355 ✈ NRT 0730+1 SQ638便 |
Expediaにて予約 AirAsia NRT-DMK 302,078円 内訳) 運賃、税金 279,592円 受託手荷物 40Kg 9,400円 機内食 2,480円 快適キット 2,250円 座席指定 8,356円 Singapore航空 BKK-SIN-NRT 175,040円 |
快適キットは要らなかった。行きのLCCの方が帰りのSQより高いというのは、もう日付の問題。
2. ホテル代 261,550円
Expediaにて航空券と同時手配。Hyatt Regency Huahinで2 Twin Beds & 1 Sofa Bedの部屋を6泊で、261,550円。
基本的に欧米の白人旅行者向けにタイ人がサービスするという構図のホテルであり、日本人としてはあまりもてなされている気分がしない。もう行かない。
3. タクシー代 4,700B = 18,021円
ドンムアン空港からホテルまで2500B。Hua Hin Taxi Serviceで手配。
ホテルからスワンナプーム空港まで2200B。HuaHinCabで現地手配。
4. 観光 5,060B = 18,669円
2回程、象に乗るツアーに参加した。JoinfulTourという現地ツアーを現地でネットから予約した。Hua Hin Elephant Villageでの象トレッキングと、ホテルの送迎。大人2名、子ども2名の4名の料金。クレカ払い。
1月2日 Elephant Trekking 30 mins + Roundtrip Transfer = 2200B
30分のコースで良かろうと体験したら、子どもたちが大喜び。もう1回!ということで、2回目は1時間のコースを申し込んだ。2回目はなにか手違いでなかなかホテルにお迎えがこず、何度も電話したり、ホテルのスタッフからも電話してもらったり。
1月4日 Elephant Trekking 60 mins + Roundtrip Transfer = 2860B
5. 食費等 249,902円
ホテルでやっている大晦日のガラディナーが一人7,000Bx4 = 28,000B。ガラディナーって参加がMUSTだって書いてあったけど、実際にはオプションだった。せっかくなので、参加したけど10万円超の価値は感じられなかった。
ホテルのレストランはやっぱり相当高いので、できるだけ外に食べ歩いたのだけど、やっぱりホテルで食べることはそこそこ多い。ガラディナー代を含めて、チェックアウト時に43,578B=159,781円を支払っている。
現金としては、下表の通り、金利や手数料を払っても、ATMからキャッシングする方がレートが良い。トータルで90,121円を使った計算。外出での飲食や、ランドリー代、お土産代、チップ、コンビニなど。
ホテルから出て通りを出たところにSmileLaundryという洗濯屋さんがあって、毎日のように洗濯物をお願いした。重量制だったけど、値段は記録なし。
両替した日と場所 | 日本円 | タイバーツ | レート |
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30DEC 空港 | 60,000円 | 15,534B | 1B=3.86円 |
03JAN ホテルのATM | 36,225円 +676円(金利) +220円(海外手数料) | 10,000B | 1B=3.62円 (1B=3.71円手数料等込) |
05JAN 空港(再両替) | -7,000円 | -2,029.3B | 1B=3.45円 |
合計 | 90,121円 | 23504.7B | 1B=3.83円 |
6. SIMカード 828円
SIMカードは日本のAmazonで購入。AISのSIMカードで、8日間データ無制限、通話100分を2枚で828円。ちゃんと使えた。
7. 国内費用 34,180円
成田で前泊した成田東武エアポートホテルは楽天トラベルで手配。4ベッドルームで26,600円。
成田から日暮里は贅沢にもスカイライナーを利用して、7,580円