イギリスに留学中の弟を激励するために、イギリスを訪問。美味いメシを求めてドーバー海峡を渡り、 はるか南の楽園、スペインまで旅行して美味しい食事を楽しんだ。陣中見舞いと、ホストファミリーへのご挨拶。
地中海の海を見て、バルセロナでは未完のサグラダ・ファミリア、マドリッドでは教会や王宮などなど、そして何より食事が美味しい!
加えて、ちょうどスペイン語を勉強していたところなので、ちょっと試してみるというのもあった。結果、英語は10年勉強しても、聞けないし話せないけど、スペイン語は半年勉強すると、しっかり半年分聞けて、喋れる。知っている単語は聞き取れるし、口から出た言葉は通じる。なんと学び甲斐のある言葉だろうか。
旅程
1994年 | 日程 | 宿泊地 |
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06AUG | NRT 1155 ✈ LHR 1615 JL403 列車:ロンドン→フォークストン | フォークストンの 弟のホームステイ先 |
07AUG | フェリーでドーバー海峡を渡り、フランス入国 列車:パリへ。パリで夕食 夜行列車:パリ 2145→ポートボー 0823+1 | 車中泊 |
08AUG | スペイン入国 海岸を走る列車でCosta brava下車 | Costa Brava泊 |
09AUG | 列車:バルセロナへ バルセロナ観光(サグラダファミリア) 夜行列車:バルセロナ 2215→マドリッド 0745+1 | 車中泊 |
10AUG | マドリッド市内観光(プラド美術館、フラメンコショー) | マドリッド泊 |
11AUG | 王宮観光 夜行列車:マドリッド 1930→パリ 0830+1 (豪華夜行列車) | 車中泊 |
12AUG | 列車:Paris 0916→Calais 1054 (TGV) フェリー:ドーバー海峡を渡る 列車:ロンドンへ | ロンドン泊 |
13AUG | ロンドン市内観光 大英博物館 | ロンドン泊 |
14AUG | ロンドン市内観光 LHR 1845 ✈ NRT 1430+1 JL402 | 機中泊 |
15AUG | 成田帰国 | |
マップインターナショナルにて予約発券 NRT/LHR/NRT [Discounted YHZP1A3M SOTO-PARIS] JPY194,000 |
イギリス
弟に空港に迎えに来てもらい、彼のホストファミリーにご挨拶するが、英国人のおばあさんの英語がちっともわからず、未だにネタにされる。
フランス
フェリーでドーバー海峡を渡り、フランスに入国。

フランスに入ったとたん、駅のスタンドで売っているサンドイッチの味が美味しくなった。というギャップに驚いた。特にフランスには用はないので、パリで夕食をとって、夜行列車でスペイン国境を目指す。
パリの地下鉄で親切そうに切符の買い方を教えてくれたフランス人に騙されて、10倍くらいボラれた。やっぱりフランス人はムカつく。
長距離列車はユールレイルパスを日本で仕入れてきたので、乗り放題。
スペイン
ポートボーの国境駅で、スペインに入るも、EU域内なので何もない。バルセロナ行きの鈍行にのって海岸線沿いに南下していた。
が、その時、眼前には地中海の美しいビーチと、トップレスの美女たちという風景が広がっているではないか。今日はバルセロナのつもりだったけど、急遽、途中下車して一泊することにした。
海辺だけあって、シーフードが美味しく、海を見ながら、山盛りのムール貝とビールなどをいただく。
Costa Brava

バルセロナ
翌日はバルセロナまで移動し、駆け足で観光。
サグラダ・ファミリア


絶賛、建築中。もう、100年以上建築中。塔の上まで螺旋階段で登れるので途中まで登ったのだが、途中で怖くなって引き返した。階段は石組みで、建築の時代時代で品質が変化し、戦争中と思われるころは、ほんとうに杜撰なつくりで、地震がない国とはいえ、恐ろしい。
サンタ・エウラリア大聖堂


バルセロナ観光は1日でその日の夜の夜行列車でマドリッドへ向かう。
マドリッド
マドリッドでは宿を取り、観光へ。
マヨール広場

僕らは勝手に迷える広場と呼んでいた。まずここに戻ってくれば、脳内地図がリセットできる。というわけだ。美しい広場だ。

プラド美術館を見学し、近くの教会を背景にビールを飲む。
夜はフラメンコショーを見に行ったのだが、シエスタの国なので、ショーが始まるのは23時過ぎとかの遅い時間。タクシーの紹介で、1軒のフラメンコバーに入店する。
ショーが始まる前に地元の娘さんが踊っているフラメンコは素敵だった。見せる用ではない、自分たちの踊りとして踊っている、身についた踊り、ため息がでた。もちろん、プロによるフラメンゴショーは、キメのタイミングはバッチリ観客に向けたポーズが決まり、見応えがあった。
終わったのは2時頃、深夜タクシーで宿まで戻る。僕らもヘロヘロだったけど「ぐらんびあ、きんせ!(Gran Vía, 15)」と宿の住所をさらっとスペイン語で言えたのは、スムーズに帰れた一要因だったと思っている。



マドリッド王宮も見応えたっぷり。

さて、折り返しということで、パリ行きの夜行列車に。この列車は、豪華なTRAIN HOTELで、追加料金がかかった。豪華な食堂車がついていて、席まで予約を取りに来たのだが、言葉がわからずスルーしてしまった。

後でお腹が空いて、食堂車に行き客の入れ替えの隙間の時間に入れてもらい、車両貸し切り状態で豪華夕食を頂いた。急いで食べろと言われたけど、本当にありがたい。
国際列車の優等列車だけど、車掌は英語を話さない。
イギリス
朝、パリに到着し、そのままTGVに乗り換えて国境のカレまで。フェリーでドーバーを渡りイギリス入国。


最後はロンドンで2日程。弟の案内で観光した。美味しいものはない。彼はこの国でがんばっているなあ。