カテゴリー: 旅行

  • 2024 バリ島

    2024 バリ島

     2024年7月27日から8月4日。次男の中学受験が終わった記念に、長男と次男を連れて3人でバリ島を訪れた。最初はインドを検討していたのだが、次男は辛いものが苦手で、キレイ好きなところがあるのでインドネシアにしようと決まった。長男はついでに連れて行く。僕にとっては3回目、バリ島はウブドだけ行けば良いと思っている。

    旅程

    2024年日程宿泊地
    27JULNRT 0815発 ✈ 1420着 SIN TR809
    SIN 1550発 ✈ 1835着 DPS TR286
    ウブド泊
    28JULモンキーフォレスト、レゴンダンス@王宮ウブド泊
    29JULバトゥール湖、ブサキ寺院、Tukad Cepung Waterfall観光ウブド泊
    30JULタマンアユン寺院、ジャティルウィ ライス テラス、ウルン ダヌ ブラタン寺院ウブド泊
    31JULウブド近郊の田園散策、ケチャダンスウブド泊
    01AUGゴアガジャ、Taman Sari Waterfall、ティルタ ウンプル寺院ウブド泊
    02AUGホテルのプールや、おみやげ物のショッピング等ウブド泊
    03AUGDPS 1425発 ✈ 1710着 SIN TR285
    SIN 2215発 ✈ 1615+1着 NRT TR808
    機中泊
    04AUG帰国

    day 0 出発

     LCCの08:15発の早朝便。最近は成田に前泊していたが、中学生だしもう車中泊でよいだろうと考え、前日22時に自宅を出発した。0時過ぎに酒々井PAに到着して、仮眠をとる。5時前に民間駐車場に到着して成田空港へ。

    day 1 バリ島ウブドへ

     SCOOT航空で、まずシンガポールへ飛ぶ。昼食のつもりで事前注文しておいた機内食は、離陸後すぐの9時頃に配られたので朝食になってしまった。順調なフライトで予定より50分早く13時30分にシンガポールに到着した。約5時間のトランジット中、シンガポール空港で昼食にしたが、フードコートは高くて内容もイマイチだった。

     飛行機を乗り継ぎ、デンパサールには18時35分に到着。VOAでビザを買い、ATMでキャッシュをおろす。Booking.comが無料で手配してくれたタクシードライバーと合流し、ウブドまで移動した。21時頃、Grey House Monkey Forestというモンキーフォレストに程近い宿にチェックインした。前払いでクレカで支払いをしたら、レセプションのオペミスで二重請求になってしまったらしく、1回分を後日現金で返してもらうことになる。

     夜も遅いので、宿近くのWarung Semestaで夕食にする。

     ナシチャンプル、サテ、ナシゴレン、ビールやマンゴージュースで美味しい。

    day 2 ウブド散策

     こちらも宿近くのMegunaというおしゃれなカフェで朝食にした。クオリティーも高く、宿から近く、通うことになる。スーパーCOCOでSIMカードも購入。

    Monkey Forest

     早速、Monkey Forestを訪れる。森のあちこちに猿がめちゃたくさんいるのはもちろん、中には古い寺院があって、ヒンドゥーのおもしろい彫刻がたくさん、それらと戯れる猿たち。森は結構広くて、自然も豊かで心地よい。

     なんと、猿と自撮りをしてくれるサービスがあり、猿と記念撮影を取った。もちろん有料だ。

    ゆっくり公園内を散策する。約2時間滞在。途中、長男がスマホを落としてしまうが、さすが観光地内なので、だれか(観光客)が拾ってインフォメーションに届けてくれた。

     Jl MokeyForestを歩き、王宮に向かう途中のIbu Rai Restaurantでランチにした。高級だったけど美味しかった。

    レゴンダンス@王宮

     やっぱウブドに来たらこれ!。王宮でレゴンダンスを鑑賞。もともとはバリ島の伝統的な舞踊だったものを現代では観賞用の芸術として進化してきたものだという。音楽も踊りも完成度が高く実に素晴らしい。子どもたちも、この旅行で一番の印象だった言っていた。開演の一時間くらい前から場所取りした甲斐がある。

     ショーの終わりは20時30頃となり、遅い時間でレストランがなかなか見つからない。ちょっと歩くけど、目をつけていた肉Warungへ向かう。Waung Ponddok Madu、人気店なので到着後に少し待ったが、豚のスペアリブは口コミ通り絶品でご機嫌だ。

    day 3 ブサキ寺院へ

     朝食は、通り沿いで、バイクでにぎわっていた弁当屋を発見したので、弁当を3つ買う。地元価格で安い(適当に3種類選んで21KRp)。本場の現地の味で僕はお気に入りだったのだけど、子どもたちにはやっぱり不評だった。

     空港から宿まで運んでくれたタクシードライバーにWhatAppで連絡をして、今日一日回ってもらうことにした。朝、そいつの友達だというドライバーがお迎えに到着。キンタマーニ経由でバトゥール湖を見ながら、ブサキ寺院へ向かう。 

     ここでドライバーとトラブル発生。700KRpで1日あちこちを見て回る約束だったのだが、このドライバーはブサキ寺院の単純往復だと言い張る。WhatAppのメッセージの証拠もあるし、紹介元ドライバーも電話で交えての大激論。おまけに半分ここで払えとかいいやがる。30分以上口論していたか、8時間で700KRpで合意。さて、ブサキ寺院の観光へ。まあ、アジアの旅ではよくあることだけど、あきれる。

    ブサキ寺院

     バリ島のヒンドゥー教の総本山と言われる観光のハイライトの一つ。山の中腹にあるので結構アップダウンがあるけど、色々な角度からみて、様々な景色、建築を見ることができる。しっかり2時間くらい観光して歩き回った。てっぺんの寺院でお祈りをしてもらい、お布施で200KRpを取られたが、これはちょっと高かったのではないかと思う。

    Tukad Cepung Waterfall

     洞窟の中に隠れた神秘的な滝、いわゆるインスタ映えするフォトスポットで、観光客の写真撮影待ちの大行列になっている。水しぶきはすごいので、水着は必須。

    この写真の他にも、あたりにはたくさん滝が落ちていて、風光明媚だし、水しぶきは気持ちよい。

     さて、結構時間も過ぎて、15時頃の遅めのランチを食べに、人気の郊外のワルンWarung Babi Gulingへ向かう。サテとか、BBQ的なランチをいただくが、子どもには少しスパイシーだったようだ。田園風景はきれいだし、料理のクオリティーも高いしで、文句なし。

     夜はお腹がすかなかったので、昨日の朝食を食べたカフェMegunaでケーキとお茶ですませる。

    day 4 世界遺産めぐり

     朝食は子どもたちは近くのCOCOというスーパーでパンと牛乳。僕はあの路上弁当。

     今日も、郊外の見どころを回る予定。昨日のタクシードライバーはトラブったので、急ぎ、他を検索。BALI CAR CHARTERというところに連絡をとって、9時に迎えに来てもらう。

    タマンアユン寺院

     世界遺産にもなっているという寺院。環境客が入れるところは限られているが、周囲は森になっており散策できるし、水辺は美しいしで、とてもよい。50分くらい滞在。

    ジャティルウィ ライス テラス

     1時間ほど車で走って、世界遺産になっているライステラス=棚田に来た。ウブドの近くにもライステラスはあるのだけど、車で通りすがった感じでは、そちらはテーマパーク化されている様子。ジャティルウィのこちらの方が規模も大きくて落ち着いている。

     ライステラス内はいくつかのトレッキングコース設定されている。僕らは約1時間のMilddleコースをしっかり歩いた。

     田んぼなので、カカシがあったり、

     田植え作業をしている人たちもいるので、観光地なんだけど、しっかり現役の水田なんだろう。

     もちろん、インスタ映えフォトスポットが用意されているのは、個人的には要らないと思う。

     ランチはライステラスを一望するCataVaca Jatiluwihというレストランでいただいた。ドライバーさんのオススメ。

    ウルン ダヌ ブラタン寺院

     さらに車で一時間ほど山を登り、湖のほとりにある世界遺産にもなっているウルン ダヌ ブラタン寺院にやってきた。ライステラスにいた頃から、曇りがちで、山の方は雨が降っているようだったので心配してたが、ギリギリ降られなくてラッキー。

     こちらも、世界遺産とか寺院とかいうより、インスタ映えスポットのテーマパークになっていた。

     タクシーで戻り、スーパーCOCOの中にあるカフェでお茶とケーキでおやつタイムとする。ついでにスーパーでフレッシュマンゴーを購入した。

     夜は雨が本降りになり、いかにも高そうだったのだけど、ホテルのすぐ隣のMokey Legendレストランで夕食にした。ライブの演奏とかしてて、ちょっとうるさい。

    day 5 ウブド散策

     中日なので、ちょっとゆっくり。ウブドから徒歩で行ける範囲のハイキングと、ケチャを見よう。朝食はUbud Warungでいただいた。

    Sweet Orange Walk Trail

     ウブド王宮から北西に500mくらい。かなり広い田園が広がっており、絶好のお散歩コースになっている。水鳥がいたり、ココヤシやバナナの実もなっている。この辺の水田で感動的だったのは、稲刈りをしている横で同時に田植えをしていること。さすが三毛作。

     しばらくいくと、Sweet Orange Warungというレストランが田園の中に出現。田園風景に囲まれながら、とてもよい雰囲気でランチをいただいた。

    帰路は、おみやげ物屋をのぞいたりしながら夜のケチャのチケットを購入。

    ケチャダンス

     楽器を使わないで、「チャチャチャ!チャチャチャ」と掛け声でリズムを作り出す。トランス状態に持っていく激しい火の踊り。大迫力だ。

     ショーを見ると20時をすぎるので、夕食のレストランは少し困る。初日の夜に言ったWarung Semestaへ。

    day 6 郊外の観光地

     今日は東側の郊外を回っていく。BALI CAR CHARTERさんでタクシーを手配。今日も良いドライバー。必ず到着前にWhatsAppで連絡をくれる。

    Goa Gajah

     ウブドから車ですぐ。様々な石の彫刻が美しいヒンドゥー教の寺院。この写真の口から入る洞窟の奥行きはそんなに広くはない。

     奥にはリンガが祀ってあった。ヒンドゥーのシバ神の象徴のアレである。

     他にも、沐浴場にはアプサラスという女神像があったり、森の奥には滝があったりと、見どころはたくさん。

    Taman Sari Waterfall

     当初はKanto Lampo Waterfallに行こうと思っていたのだが、ドライバーに相談したところ、Kanto Lampoは写真用の滝で、泳ぐならこっち!と言われてここにきて正解。比較的空いていて、たっぷり水遊びを楽しむことができた。

     滝は2段になっていて、下の滝壺はプールになっている。

     もちろん、インスタ用のフォトスポットは用意されていて、滝の上段を含む全景はこんな感じ。上段の滝壺までも行くことはできたが、それなりに高度感はある。

     車で1時間程度移動し、ティルタ・ウンプル寺院そばのWaroeng De Koiレストランでランチ。ドライバーに連れて行かれたんだが、景色は良い、雰囲気もよい。食事は、ハンバーガーとかサンドイッチは良かったが、インドネシア料理はイマイチ残念な感じだった。つまり完全に欧米系観光客に最適化されているレストラン。

    ティルタ ウンプル寺院

     ティルタ・ウンプル寺院は、沐浴体験できるのがウリで、大勢の欧米からの観光客が水浴びをしている。水は湧き水でとてもきれいだし、冷たそう。我々は滝ですっかり水遊びをしたので、沐浴はパスすることにした。

     他にも湧き水の池はたくさんあり、そのうちの一つでは鯉が泳いでいた。売店では鯉の餌が売っていた。ならば、ということで、鯉の餌付けを楽しんできた。

    day 7 安息日

     最終日なので、今日はゆっくり。朝食はいつものMegunaで。

     ランチはモンキーフォレストを突っ切った、ちょっと良さげなLaka Lekeレストランへ。期待を裏切らない緑に囲まれたおしゃれなお店。

     静かで、景色がよく、風がさわやかで、食事も美味しかったです。以前はバックパッカーだったなんて忘れてしまったかのようだ。

     午後はホテルのプールに入ったり。プールは改装工事中だったけど、例のホテルの二重課金問題でオーナーにWhatsAppがつながっていたので、プール使いたい!と連絡したら、いいよ、と。そもそも、プールがあることを条件にホテルを探したので、工事中ってなんだよと思っていたところ。ただ、水はきれいに張られていたので、とても気持ちよかった。

     あとは、お土産を買ったり、街歩きをしたりした。お土産は、スーパーCOCOの2階でたいてい足りるし、まあまあ安い。COCOで値札で値段をチェックしてから街の土産物屋で交渉するのも良い。

     夕食も、3回めのWarung Semesta。やっぱ、ここは美味しかった。

    day 8 帰途につく

     最後の朝食はいつものMeguna。こちらのお店はスイーツも充実していて長男は朝からバナナタワーを頼んでご機嫌だった。

     BALI CAR CHARTERのタクシーで空港へ。地図をみると海の上を通る有料道路があったので、通ってもらうことにする。景色よし。

     デンパサールの空港で昼食をとる。子どもたちは醤油ラーメンを、僕はビーフサンドをいただくが、ウブドにいた頃に比べて格段に高くてしょぼいご飯。

     シンガポールまで飛んで6時間のトランジット。入国してジュエルを見に行くのも検討したけど、ちょっと忙しいと思い。ターミナル1でステイ。行きのフードコートはイマイチだったので、夕食はCrystal Jadeというの中華レストランで食べた。まあまあのクオリティーでやはりお高い。シンガポールはご飯が美味しいというイメージだったけど、空港内はやっぱりダメなんだろうか。

    day 9 帰国

     夜間飛行で、朝6時過ぎに成田に到着。駐車場で車をピックアップして、松屋で朝食。酒々井温泉「湯楽の里」にいって、温泉でさっぱりして、帰宅した。


    計画と費用

     トータルで約45万円。一人当たり約15万円。まあ、そんなにカツカツの貧乏旅行ではなかったし、ラグジュアリーなリゾート旅行でもなかった。ただ観光地で、観光客がちゃんと観光をした。現地費用が一人1日約1万円。まあ、こんなものかと。

     現金は、ATMからCashAdvanceしたのが6000KRp、あとは本文にも記載したホテルの二重請求の返金が現金で7350KRp。クレカの請求額の合計が利息込で129,841円。つまり現地での現金払いの平均レートは1KRp=9.73円。まあ、だいたいゼロを3個取ればよいので簡単。

    1.航空券、VISA 241,173円

     Expediaで予約し、SCOOTのWebサイトで座席指定や機内食を追加した。3人分の料金になっている。

    7/27NRT 0815発 ✈ 1420着 SIN TR809
    SIN 1550発 ✈ 1835着 DPS TR286
    8/3DPS 1425発 ✈ 1710着 SIN TR285
    SIN 2215発 ✈ 1615+1着 NRT TR808
    Expediaにて予約・購入
      航空券代 204,417円
    SCOOTのWebサイトで追加注文
      座席指定  16,200円
      機内食  5,700円

     インドネシアのビザは到着空港でVOAで買うことができる。509,750Rp x3で14,856円。

    2.ホテル代 7,350KRp = 71,403円

     Booking.comで予約した。Grey House Monkey Forestのファミリースイートルーム、7泊分。クレカの操作ミスで二重請求になったのは本文の通り。ちゃんと現金で7350KRpを受け取った。

     スーパーCOCOSが近くて便利。Monkey Forestも近いので、窓から街並みの屋根を移動している猿を見ることができる。プールは滞在中は工事中だった。部屋は広くてお湯はちゃんと出る、エアコンも効く。だが、古いので虫がいる。長男はベッドで虫刺され。ホテル内にはレストランやカフェはなく、しかし一歩でれば潤沢にある。総合的にみて、値段に相応だったとは思わない。

    3.タクシー代 2,464KRp = 23,965円

     3人分だと思えば、タクシーも悪くない値段になる。バリ島は公共交通機関が乏しく、トゥクトゥクのような安い乗り物もないので移動が大変。チップは別途。良いドライバーには100KRpわたした。

     現地でコンタクトしたBALI CAR CHARTERはよかった。ドライバーは英語はもちろん、片言の日本語を話してくれるし、観光案内やアドバイスも的確。ウブドを中心に回るのならオススメ。

     それから、この国ではドライバーやホテルとのやりとりはWhatsAppアプリが普及しており、とりあえずスマホにこのアプリを入れておくと、電話番号(日本の)を頼りに、予約の確認やら、何時にお迎えに行きますとか、自己紹介とかいろいろメッセージを送ってくれるのですごく安心。

    7/27デンパサール空港 → ホテル Booking.comの手配で無料
    7/29タクシー終日 700KRp
    バトゥール湖~ブサキ寺院~Tukad Cepung Waterfall~Warung Babi Guling
    前日に空港からホテルまでのタクシーに手配を依頼。料金でトラブルになる。
    7/30タクシー終日  700KRp
    タマンアユン寺院~ジャティルウィ ライス テラス~ウルン ダヌ ブラタン寺院
    BALI CAR CHARTERで手配。
    8/1タクシー終日 700KRp
    ゴアガジャ~Taman Sari Waterfall~ティルタ ウンプル寺院
    BALI CAR CHARTERで手配。
    8/3タクシーで空港まで 350KRp+14K(有料道路代)

    4.観光、入場料 2,665KRp = 25,920円

     3人だと、がっつり3倍かかるのが、観光、入場料。どれも安くない。もちろん、入場料は現地料金と外国人料金の二重価格になっている。

    7/28MonkeyForest 入場料 100K x3
    猿と自撮り 50K x3
    レゴンダンス@王宮 100K x3
    7/29ベサキ寺院 150K x3 + お布施 200K
    Tukad Cepung Waterfall 30K x3 + ロッカー 10K
    7/30タマンアユン寺院 30K x3
    ジャティルウィ ライス テラス 50K x3 + 駐車料金 5K
    ウルン ダヌ ブラタン寺院 75K x3
    7/31ケチャダンス 100K x3
    8/1ゴアガジャ 50K x3 + 駐車料金 5K
    Taman Sari Waterfall 25K x3
    ティルタ ウンプル寺院 50K x3 + 駐車料金 5K
     鯉の餌 5K x2

    5.食費 78,262円

     アジアも物価が高くなってきてるとはいえ、やはりウブドの外国人向けのレストランの値段は外国人向け。おしゃれだし、雰囲気いいし、衛生的だし。食費も3人だと3倍かかる。子どもたちがもっと現地のWarungとかの現地メシが食べられたらいいのに。

     一方、インバウンド価格でこの値段だと見れば良心的で、まだまだ安い旅先かなとは思う。ちなみに、全体の食費の20%ほどはシンガポール空港で消費されている。彼の地を経由する場合の対策が求められる。

    7/27シンガポール空港 昼食
     ワンタン麺 8SGD x2 チキンカレー 10SGD = 26SGD = 3,066円
    Warung Semesta👍️ 377,775Rp=3,670円
     ナシゴレン、ナシチャンプル、ミックスサテ、マンゴージュース、Beer x2
    7/28Meguna👍️
     フレンチトースト、ナスとチーズ、オムレツとタロイモコロッケ 240KRp
    Ibu Rai Restaurant 441,210Rp=4,286円
     Nasi Goreng、Ayam RicaRica、Satay Ayam、Coke x4、Beer
    Warung Pondok Madu👍️ 473KRp
     豚のスペアリブ
    7/29路上の弁当屋 21KRp
     弁当3種
    Warung Babi Guling👍️ 230KRp
     サテ等いろいろ
    Meguna👍️ 185KRp
     ケーキとかお茶とか
    7/30COCOのパンと牛乳 38.9KRp、路上の弁当 6KRp
    CataVaca 479,325Rp = 4,647円
     ピザマルゲリータ、カルボナーラ、Nasi Goreng、フレンチフライ x2、マンゴージュース x2、Beer、Coke
    COCOのカフェ 195KRp
     ケーキ、カフェオレ x2、コーヒー
    Monkey Legend Restaurant 505KRp
     チキンナゲット x2、ポテトスープ、ソトアヤム、ガーリックトースト、マンゴージュース、Beer、Coke
    7/31Ubud Warung 160KRp
     Bali Breakfast x2、フレンチトースト、Coke
    Sweet Orange Warung👍️ 310KRp
     Pork Rib x2、Soto Ayam、Iced Tea x2、Beer
    Warung Semesta 370KRp
     カルボナーラ、Nasi goreng、チキンカレー、Iced Tea、マンゴージュース、Beer
    8/1COCOのパン 17KRp、路上の弁当 6KRp
    Warung De Koi 410KRp
     チキンバーガー 69K、クラブハウスサンド 74K、Ayam RicaRica 88K、マンゴージュース 35K、Iced Tea 25K、Beer 65K
    Bali Luwih Ubud 232KRp
     Nasi Goreng x2、Mie goreng、Lemon Tea x2、Beer
    Gelato secrets 140KRp
     チョコミントアイス、マンゴーアイス
    8/2Meguna👍️ 220KRp
    Laka Leke Restaurant👍️ 327,910Rp = 3,116円
    Warung Semesta👍️ 276KRp = 2,622円
     Yellow Curry、Nasi Goreng x2、Coke、マンゴージュース、Beer
    8/3Meguna👍️ 230KRp
     Banana Tower、フレンチトースト、スープヌードル、Iced Latte x2、Coffee
    DPS空港
     しょうゆラーメンx2、カフェラテx2 399,001Rp = 3,764円
     ビーフサンド 114,451Rp
    SIN空港 CRYSTAL JADE 114.02SGD = 13,182円
     小籠包、卵炒飯、酸辣湯麺、豚バラ飯、Coke x2、Beer

    6.その他 6,682円+不明

     クリーニング代:Super Laundry Serviceにほぼ毎朝お願いしていた。40K、25K、36K、28K、36K=165KRpで1,600円くらい。

     SIMカード代:Telkomselの24GBのプリペイド。値段の記録が失われており費用不明。3枚買った。

     スーパーCOCOでの買い物:缶ビール、コーク、お菓子とか、マンゴーとか、諸々の買い物、ビールとマンゴーは比較的高かった。合計で522.51KRp=5,081円。

     おみやげ代は別。

    7.国内費用 14,990円

     成田空港の駐車場。昔から使っていたUSAパーキングで6,710円。

     松屋@成田の朝食:1,290円

     酒々井温泉「湯楽の里」:3,990円

     高速道路:3000円程度

  • 2023 アンコールワット

    2023 アンコールワット

     2023年7月29日から8月5日まで。長男の中学受験が終わった記念に、長男と2人でカンボジアのアンコールワットを訪れた。次男は次年の受験に向けて夏期講習を頑張っている。

     長男にとっては初めての、僕にとっては3回めのアンコールワット訪問であった。1回目は1997年、2回目は2004年、来るたびにその発展と変化はスゴイものがあるが、何度来ても変わらない遺跡の迫力と、人々の優しさがそこにある。数少ない、何度行ってもいいと思える目的地の一つだ。きっとまた行く。

    旅程

    2023年日程宿泊地
    28JUL前泊のため空港まで移動ホテル日航成田
    29JUL1000NRT ✈ 1400HAN VN311
    1530NRT ✈ 1710REP VN837
    シェムリアプ
    30JULアンコールワット小回り
    アンコールトム、タ・ケオ、タ・ブローム、バンテアイグデイ
    シェムリアプ
    31JULバンテアイ・スレイと大回り遺跡シェムリアプ
    01AUGトンレサップ湖と近くの遺跡シェムリアプ
    02AUGプノンクーレンとベンメリアシェムリアプ
    03AUGアンコールワット周辺の良かったところをもう一度シェムリアプ
    04AUG1805REP ✈ 1950HAN VN836機中泊
    05AUG0020HAN ✈ 0735NRT VN310
    帰国

    day 1. 出発

     成田発のベトナム航空で、ハノイ経由でカンボジアのシェムリアップまで。ハノイでは1時間半のトランジット。約20分遅れて17時30分にシェムリアップ空港に到着した。飛行機で来るのは初めてだ。ボーディングブリッジはなく、飛行機の横を歩いてターミナルへ。(この空港はこの年の10月に閉鎖になり、50Kmはなれた新空港に移転した。)

     まず、空港内でVISAを購入、これはそれほど時間かからず。それからイミグレは遅々として進まず、約1時間ほど並んで18時40分に入国できた。ホテルのお迎えのタクシードライバーと合流して、19時にMemoire d’ Angkor Boutique Hotelという4つ星ホテルにチェックインした。。きれいで、ちゃんとしてて、わくわくする。良い。(ボキャブラリーが足らない・・・)

     時差は2時間あるので、お腹はペコペコ。ぶらぶらと街を歩いて、ほど近いレストランで夕食をとる。

    day 2. アンコール遺跡群 小回り

     ホテルは朝食付き。メニューも必要十分がしっかり揃っており、とても良い。

     昨日、空港に迎えに来てくれたドライバーがTukTukもやるというので、1日20US$でお願いしておいた。ホテルが送迎を依頼したのだから、ハズレな人物ではなかろうと安易な期待。

     ドライバーはニコニコで朝8時に迎えに来る。まずチケットセンターに行き、7 Days Ticketを購入。まずは、アンコールトムの南大門へ。

     今日は、午前中にアンコールトム、タ・ケオ、タ・ブローム、バンテアイグデイと見て回り、午後はアンコールワットに費やす予定。

    アンコールトム南大門

     堀を渡る橋の両端にこのような「顔」がずらりと並んでいる。圧巻である。

     橋をわたったところに門があり、光線の関係で見えにくいが、門の上にもこのように四方を向いた「顔」、四面塔がついている。ここがアンコールトムへの入口となる。

    アンコール・トム

     アンコールトムは、1辺が3kmの正方形の城壁に囲まれており、その中心に上の写真のようなBayonという寺院がある。それおぞれの塔には例によって4方向に「顔」がついており、四面塔となっている。残念ながら遺跡の保護の工事のためか。この顔の間近を歩くことができるはずの第二回廊への階段は閉ざされており、入ることができなかった。

     しかし、それでも十分に内部の彫刻を鑑賞し、巨大な顔を拝むことができる。

     アンコールトムの中には、Bayonのほかにも数多くの遺跡が点在しており、すべてを見て回るのは結構時間を要する。上の写真はその中のバプーオン寺院の上からその参道を撮ったもの。

    タ・ケオ

    「たけーよ」と言いたくなる長くて急な階段が印象的な遺跡。がんばって登る。踊り場のないこの階段は結構ひやひやさせられる。

     上部からは、一体のジャングルや参道を見渡すことができる。

    タ・ブローム

     ジャングルに飲み込まれるがままに放置されていることで有名な遺跡。

     人気があるので、現在は有名なところには木道が整備されており、観光客がみだりに触れたりできないようになっている。仕方がないとはいえ、ちょっと残念。

     もう、こんな感じでガジュマロの根にすっかり侵されている。昔はあの真下まで行けたのだけど。遺産の保護なのでしょうがないね。

    こまかく見ると、こんな素敵な彫刻がいたるところにぎっしりあって、いくらでも時間をかけて鑑賞していたい。

     こちらは女神デヴァダーの像。

    バイテアイ・グデイ

     タブロームからほんのすぐのところにある寺院で「僧侶の砦」という名前だそうだ。

    こちらの門も、他の寺院と同様に四面塔が乗っている。

    スラ・スラン

     王の沐浴池とも呼ばれる人口のプール。長方形になっている。

     ここまでで、午前中が終わり。お昼はドライバーが連れて行ってくれた、レストランで昼食をとる。ハンバーガーとか牛串とか、無難な感じで、Beerは美味しい。

    アンコール・ワット

     いよいよ、この旅の主役である「アンコール・ワット」へ入場。堀から渡る橋は工事中で、脇にある浮き橋を渡らされてしまう。城壁の内側のよく整備された広場を進み、じゃーんと現れるのがいつも立派なその姿。

     水面に逆さに映る映像とともに、いつものポイントから写真を撮った。午前中は団体がどかっとくるので、やっぱり午後のほうが良かっただろう。

     

     もう、大量の素晴らしい彫刻がびっしりと施されていて、すごすぎる。

     一番上の第三回廊へは、専用の階段が設置されいた。入場人数が制限されているようである。また、今もなお信仰の対象になっているので服装のチェックがある。階段は結構高度感があってお年寄りの観光客には苦労している方もちらほら見かけた。もちろん、周囲の眺めも素晴らしい。

    day 3. バンテアイ・スレイと大回り遺跡

     ホテルの朝ご飯は、麺もオーダーできる。 

     TukTukには朝7時半にお迎えに来てもらい、今日はバンテアイ・スレイまで遠出をする。TukTukで30分ほど走り、まずプレループという大回りコースの遺跡に立ち寄った。

    プレ・ループ

     朝早かったため、遺跡を独り占め。もちろん、上まで登れる。石が赤いのが印象的だった。

    バンテアイ・スレイ

     プレループからTukTukで小一時間、森と田園の中をまっすぐ進む。

     東洋のモナリザとも称されたバンテアイ・スレイの女神デヴァターの像。その微笑みが素晴らしい。

     精巧で深くほられた美しい彫刻が全面に施されている。

    東メボン

     アンコールワットの外回りコースに戻ってきた。

     この遺跡には四隅に像の彫刻がついているのが特徴的。かつては東バライという広大な貯水池の中央の島に立つ寺院だったらしい。 

    昼食

     次は、タ・ソムなのだが、その前に、東メボンに至る道すがらに鶏や豚を豪快に焼いている店がいくつかあったので、あれを昼飯に食べたいと、ドライバーにリクエスト。

    ちょっと早いけど昼食にすることにした。

     豚はまだ焼き上がるのに1時間くらいかかるらしい。鶏を一羽とご飯をいただいた。鶏も、全身部位が入っているので、いろいろ珍しい部位(首とか手とか)があるのを分解しながら食べる。美味しかった。

    タ・ソム

     ここも、しっとりした素敵な寺院だった。

    ガジュマロに絡まれた東塔門とそのすきまから見える彫刻や、四面塔が見応えがある。

     もちろん女神デヴァダーの彫刻もあちこちにあり微笑んでいる。

    ニャック・ポアン

     北バライという長方形の広大な貯水池の中央に正方形の島があり、その中心にこれがある。島までは、結構ながい浮き橋をわたっていく。

    プリヤ・カーン

     外回りコースもそろそろおしまい。2日連続で、これだけの遺跡を大量に見ると、もうお腹いっぱいになってくる。

    ここも例に漏れず彫刻が素敵だ。

     こちらも、巨大なリンガ=シバ神の象徴。

    プノン・バケン

     本日の最後。プノンバケンはアンコールワットを上から見ることのできる小高い丘の上にあり、夕日鑑賞スポットになっている。小高いというか、しっかり高いので山道を行く。以前はほぼ崖のように直登する参道が登れたのだが、今は迂回路のみ通行可。

     我々は夕日よりだいぶ早い時間についたので、他には観光客は誰もいないが、夕日の時間帯にはごったがえす。夕日に来るなら場所取りは必須。

     冒頭にプノンバケンの写真を掲載したが、本当はここから見るアンコールワットがこの地の本命である。西方面には西バライを見ることもできる。夕日は西バライよりやや左側(南側)に落ちる。

     そうこうしていたら、急に雷鳴がとどろき、ざーっと雨がやってきた。慌てて山をおりて、雨宿りをした。TukTukのドライバーはレインコートを着て雨の中我々を運んでくれた。ありがとう。

    ドライバーたちと

     一旦、宿に戻ったあと、雨があがったので、ぶらぶらと散歩をしていた。すると、ホテルのすぐそばの営業してるんだかよくわからない地味なレストランの奥で、我々のドライバーさん(写真右)が友人達と楽しそうに宴会をやっていた。目があったらしっかり招かれて、ビールやらつまみを盛大にごちそうになった。

     ここでいただいたビーフサラダは、さすがの地元の味で辛くてスパイシーで最高に美味しかった。やっぱこうじゃなきゃ。

     後で、長男をつれて挨拶して、後日ここのビーフサラダを食べてみたら、長男は一口でギブアップだった。まあ、辛いからね。

    day 4. トンレサップ湖と周辺の遺跡

     遺跡はちょっと休憩。今日はトンレサップ湖を見に行こう。東南アジア最大の湖で、まるで海のようだ。僕が初めてアンコールワットに来たときはプノンペンから船をつかってトンレサップ湖を横切って到着したので、アンコールワットへの入口というイメージもある。岸辺には水上集落の村があり、その生活を垣間見ることができる。

     以前は、トンレサップ湖というとチョンクニアだったけど、今はコンポンプルックらしい。チョンクニアの方は観光客が増え過ぎて、治安や雰囲気が悪化してしまったという。

     TukTukで約1時間半、後半は赤茶けた未舗装路を牛に囲まれながら田舎道を進むと、コンポンプルックの村に到着し、ボートのチケットを買い、船着き場へ。

     こんな超高床式の住居がここの見どころ。雨季でトンレサップ湖の水位があがると、あそこまで水が上がるのだろう。昔に行ったチョンクニアの方は家が船のように水面に浮いているという感じだったので、ところにより違うのだとあらためて発見。

     村の中を蛇行する水路を抜けるとトンレサップ湖に出る。湖なので波はなく、ただただ、だだっ広い褐色の湖だ。もちろん、対岸は全く見えない。ただ、その広さを鑑賞したら、水路に戻り、レストラン兼土産物屋に立ち寄る。ここではワニを飼育していて、餌やりをすることもできるらしい。小さなワニの剥製も販売していた。ワニの種類はわからないけど、ワシントン条約的にどうなんだろう。それから、村の小学校への寄付のためにと、ノートなどの学用品が売っていた。

     水路沿いでは、浮き家で暮らす人々や、投網で漁をしている姿を目にすることができる。

     シェムリアップとは違い、見るからに貧しそうなのは昔と変わらない。このような人々はベトナム系の移民でカンボジアの国籍を持たず、すなわち土地が持てない人々だということだ。25年前とあまり変わらないのは驚きだ。

    バコン寺院

     トンレサップからの帰り道、ロリュオス遺跡群の遺跡をいくつか見て回る。こちらは僕も初めて。シェムリアップから東に約15km離れたこの遺跡群はアンコールワットよし少し古い歴史を持つという。

    プリア・コー

     こちらも、ロリュオス遺跡群の遺跡。

     美しい彫像が残っている。

    ホテルのプールと屋台メシ

     14時ころにはホテルに戻ってきたので、プールでゆっくりくつろぐ。夕方はOldMarket周辺でTシャツを買ったり、おみやげ物を物色。

     その後、天気もよかったので、屋台メシとした。周囲の屋台からいろいろなものを買い集めて夕食とした。

    day 5. プノンクーレンとベンメリア

     今日は遠征をする。プノンクーレンは山なのでTukTukでは行けない。TukTukドライバーが友達を紹介してくれたので、その人と車で一日回ることになる。プノンクーレンはアンコールワットのチケットでは入れず、外国人は事前に入山チケットが必要とか、シェムリアップ市内の旅行代理店にまず行き、チケットを購入した。

     シェムリアップから50kmほど。車で一時間半ほど走る。最後のほうは山道で、プノンクーレンに到着。

    プノンクーレン

     プノンクーレンは聖なる山である一方、現地人にとっての遊び場みたいになっていて、川で水遊びができるようになっている。上の写真はプノンクーレンの大滝で、更衣室もあり、泳げるようになっている。到着した時間が早かったため、ほかに水遊びをしている客はいなかったが、その中、長男は果敢にも更衣室で水着に着替え、滝の下まで突撃していった。すごいカッコいいぞ!

     水浴びをしたあと、周囲を観光。聖なる山ということで、遺跡や寺院がたくさんある。これはその一つで「千本リンガ」とよばれるもので、川底に整然とリンガが刻まれている。

     プリア・アン・トム寺院は、遺跡ではなく、現在に生きている現役の寺院だ。遺跡ばかりみてきたので新鮮に映る。

     てっぺんの岩室に横たわる巨大涅槃像は全長は9.4mあるらしい。たいへんな信仰をあつめていて、多くの現地の方々が祈りを捧げていた。

     同じく、プリア・アン・トム寺院に祀られているリンガ。参拝客は湧いている清水をすくって、リンガにかけて流している。流れ出した水は聖水となり子孫繁栄のご利益があるとか。

     リンガとはヒンドゥー教における最高神であるシバ神の象徴とされる。

    ベンメリア

     来てよかった。タブロームも森に侵食される遺跡だったけど、こっちもすごい。もちろん、遺跡保護のために歩けるところはすべて木道が整備されているけれど、遺跡そのものの崩壊感がたまらない。

     ラピュタのイメージと言われるのがしっくりする。探せば、美しい彫刻もあちこちに隠れて存在する。

     ちらほら、他の観光客も見かけたが、やっぱりここまで来る人は相当少ないらしく、静寂に包まれている。長男も超お気に入りと言っていた。

    day 6. アンコールワット復習

     最終日、予備日だったのだけど、見たいものは全部見た。ということで、アンコールワット、アンコールトム、タブロームの3個所だけ、午前中をかけてゆっくりと再訪した。

     いつもランチはドライバー任せだったので、今日は市内でランチを食べるべく、昼前に戻るように3個所を厳選。もう一回みたいところ、うまく写真が撮れなかったところなどを再訪。じっくり、ゆっくり。

     わかってはいたことだけど、アンコールワットの7daysチケットは6日分しか消費できなかった。あと1日あったら、どこにいっただろうか。

     バゲットサンド、カンボジアは昔フランスの植民地だったことがあり、バゲットは本格的。ただ、昔来たときに感動したバゲットとはちょっと違うかもと思った。あの頃は他に美味しいものがなかった、ということかもしれない。

     焼き鳥は日本の焼き鳥よりずっと大きい。もちろん、美味しい。1本2000Rは、言い値だけど、そんなもんじゃないかとも思う。

     あと、ホテルでプールでのんびりしたり。

    day 7. 帰路

     もう、やることないので、ホテルのプールでのんびりしたり、お昼は近くのローカル食堂に食べに行ったり。ローカル食堂はもちろん安いし、美味しかったけど、FriedNoodleの麺はアジアでよくある袋麺の麺だし、FriedRiceも美味しいけど実に質素。これでいいんだよ、これで。英語は通じないけど、雰囲気は良い。なんか、昔、日本のテレビが来たとかで、なにか壁に貼ってあったのを一生懸命説明されたんだけど、ごめん、わからない

     15時頃、ホテルから空港へのタクシーを手配してもらい、空港へ。あとはハノイ経由で日本に帰るだけ。

     アンコールワット、3回目だったけど、また来てもいいな。


    計画と費用

     トータルで、ざっくり約35万円。一人当たり17.5万円。

     カンボジアは国内では米ドルをそのまま使うことができる。たまたま米ドル現金を持っていたので大変便利であったが、以下の費用の計算では旅行期間中のTTSの平均値である1ドル142.6円で計算した。

     ちなみに、現地通貨のレアルは1ドルが4000Rである。多分、厳密には変動していると思うのだが、観光客にとっては固定レートになっている。ドルで払って、レアルでお釣りをもらう。

    1. 航空券、VISA 199,216円

     ベトナム航空で予約した。フルサービスキャリアなので、機内食も座席指定も問題なし。

    7/291000 NRT ✈ 1400HAN VN311
    1530 HAN ✈ 1710REP VN837
    8/41805 REP ✈ 1950HAN  VN836
    8/50020 HAN ✈ 0735NRT  VN310
    ベトナム航空にて予約・購入
     航空券代 95,330円 x 2 = 190,660円

     カンボジアのVISAは到着したシェムリアプの空港のカウンターで購入することができる。一人30US$ x2で8,556円。VISA自体はそんなに時間がかからなので、空港でもいいと思う。

    2. ホテル代 326.5US$ = 47,328円

     Booking.comで予約したMemoire d’ Angkor Boutique Hotelのツインルーム、朝食付き。6泊で326.5US$=47,328円。

     朝食はブッフェで、サラダ、ベーコン、パン各種、卵料理、フォーのような米麺など。美味しいし、スムーズ。繁華街のPubStreetまでは徒歩で15分くらいとちょっと遠いのけど、静かなのと、近くにLuckyMallというスーパーがあり買い物に便利。プールもきれいで使いやすかった。最終日に飛行機が夕方なので、と頼むと、ちょっとだけチェックアウト時間をずらしてもらった。

    3. トゥクトゥク、タクシー代 193US$ = 27,522円

     空港に迎えに来たドライバーと仲良くなって、期間中ずっとTukTukで回ってもらった。料金はチップ、ミネラルウォーター等を含む。市内移動は流しのTukTukを使ったけど、昔ながらのスタイルで都度交渉。多分1US$で行けるんだけど、2US$払うと交渉なしで喜んで運んでくれる。欧米の人たちは、ちゃんと配車アプリで明朗会計でやってた。

    7/30アンコールワット小回り 0800出発で1600帰着 20US$
    PubStreet往復、2US$ x 2 = 4US$
    7/31バンテアイ・スレイとアンコールワット大回り 0730出発で1500帰着 35US$
    PUbStreetから、2US$
    8/1トンレサップ湖と周辺の遺跡 0730出発で1400帰着 25US$
    8/2プノンクーレン、ベンメリア 0800出発で1600帰着 70US$(タクシー)
    PubStreet往復 2US$+1.5US$ = 3.5US$
    8/3アンコールワット周辺 0730出発で1200帰着 20US$
    PubStreet往復 2US$+1.5US$ = 3.5US$
    8/7空港までTaxi 10US$

    4. 観光、入場料 234.5US$ = 33,687円

     アンコールワット入場料は、はっきり言って安い!と思う。ベンメリアもこの入場券で入れる。

    7/30アンコールワット 7 Days Ticket 72US$ x2 = 20,782円  クレジットカードで払えた。
    8/1トンレサップ湖 遊覧船チャーター 25US$ x2 = 50US$
    8/2プノンクーレン入山料 20US$ x2 = 40US$
    滝の更衣室 2000R

    5. 食費 229.7US$ + 73700R = 35,487円

     食費は案外高かった、というのが感想。観光中の昼食は基本的にドライバーが連れいてく店で食べるのだが、どう注文しても、一人10US$なんじゃないかと思われる。夕食は観光地の中心は当然インバウンド価格だし、最後の方は長男も慣れてきたので、屋台やローカル飯屋をすこしチャレンジした。

     帰路のハノイ空港内のバーガーキングはやられた。

    7/29ハノイの空港で水 1US$ x 2 = 2US$
    初日夕食:FriedRice、FriedNoodle、Kiwi smoothie、Beer x2 = 8.5US$
    7/30売店でポカリスエット 2US$
    昼食:ハンバーガー、Beef Grill、Apple Juice、Beer = 22US$
    夕食(PubStreet):Ribeye steak、ナスミート、チキンサテ、パイナップルジュース、アイスティー、Beerx2、ピナコラーダ = 33.55US$
    7/31昼食:チキンのBBQ(一羽)、ライス、コーラ、Beer = 20US$
    LuckyMall:お茶、Beer、アイス = 16000R
    夕食(Khmer Taste):FriedRice、Curry、Beer、パイナップルジュース = 9US$
    8/1水上レストラン:フルーツシェイク 3US$、Beer 1.5US$ = 4.5US$
    昼食:ピザ、LakLakBeer、Coke x2 = 20US$
    LuckyMall:Beer、お茶、アイス、つまみ = 5.45US$
    夕食(屋台):チキン&ポークBBQ 2$、マンゴーシェイク 1$、FriedRice+SoupNoodle+空芯菜炒め 7$ = 10US$
    夜食(ホテル近く):Coke、Beer、Beef Salad = 22000R
    8/2昼食:FriedRice&ChichenWing、Grilled Fish、Coke、Beer = 18US$
    LuckyMall:アイス、お茶、Beer = 3.5US$
    夕食(Khmer Taste):BeefStake、フランスパン、バナナリーフサラダ、Beer x2、マンゴーシェイク = 21US$
    8/3昼食(地元の食堂):チキンサンド、マンゴーシェイク、Beer = 21000R
    屋台:パイナップル 1US$、焼き鳥4本 8000R
    夕食:FriedRice、CambodianCurry、マンゴーシェイク、Beer x2 = 10US$
    LuckyMall:パイナップル 4200R、Beer 2500R
    8/4昼飯(地元の食堂):FriedRice、FriedNoodle、Beer = 6US$、マンゴーシェイク = 1US$
    シェムリアップ空港:水 1.5US$、Beer 2US$
    ハノイ空港: 1US$、バーガーキング 28.7US$=4197円(クレカ払い)

    6. その他 35US$ = 4,991円

     空港でSIMカードを購入。7 days 20GBで10US$ x 2 = 20US$

     雨季で雨が多く、傘を購入したのが7US$

     クリーニングは重量制で1Kgで1US$。ほぼ毎日出してたので8US$くらい。

     その他、スーパーでビールとか果物とか、お菓子とかアイスとか買い食いしてたけど、その辺の費用は未集計。お土産代も別。

    7. 国内費用 = 11,813円

     行きに、贅沢にもホテル日航成田に前泊したのだが、Expediaのポイントが結構たまっていたので、使ってしまおうと思ったのが理由。4013円でスーペリアツインに泊まれた。実は、会員登録して宿泊すると駐車場が旅行中無料になるところを期待して、4013円払ってもよいと判断したのだけど、チェックイン時に「駐車場無料は公式サイトからの予約だけ」と言われてしまい、結局駐車場代は実費で払うことになる。それでも宿泊者割引で1日500円のトータル4000円だったので、成田の民間駐車場よりは安かった、といえよう。

     酒々井温泉「湯楽の里」で旅のホコリを落とし(2400円)、さっぱりして、朝食のうどん(700円x2)を頂いた。

  • 2019 タイ・ホアヒン

    2019 タイ・ホアヒン

     タイのビーチリゾートのひとつ「ホアヒン」へ言ってきた。ホアヒンは王室の保養地として古くから発展した優雅な気品漂うリゾート地である。長男は9歳、次男は8歳、子連れの4人家族旅行なので、外資系高級リゾートホテルに1週間ステイするというなんとも高級な旅行であった。

     振り返ると、コロナ前、ギリギリの最後の旅行だった。帰国後、3月から学校が休校になり、会社は在宅勤務になり、4月には緊急事態宣言となり、暗黒の引きこもりの時期が始まるのだった。

    旅程

    2019年日程宿泊地
    29DEC自宅から移動して前泊。成田東武エアポートホテル 泊
    30DECNRT 0915 ✈ DMK 1405 XJ601便Hyatt Regency Hua Hin 泊
    31DECホテルのプール。
    夜はガラディナーとカウントダウン打ち上げ花火。
    Hyatt Regency Hua Hin 泊
    2020年
    01JAN
    ホテルのプール。Hyatt Regency Hua Hin 泊
    02JANホテルのプール。午後は象に乗る。
    ロブスターを食べに港まで。
    Hyatt Regency Hua Hin 泊
    03JAN夜は近くのナイトマーケットへ。Hyatt Regency Hua Hin 泊
    04JAN再度、象!Hyatt Regency Hua Hin 泊
    05JANBKK 1810 ✈ SIN 2135 SQ979便
    SIN 2355 ✈ NRT 0730+1 SQ638便
    06JAN帰国

    出発

     LCCに乗るのは初めてだった。機内食なしでは、お腹がすくし、席がバラバラじゃ困るし、荷物は預けたいし。一人旅や出張とかならいいかもだけど、家族旅行の場合って、結局、あれこれ追加せざるを得ないのではないだろうか。まあ、子どもたちはご機嫌である。

     バンコクの懐かしいドンムアン空港に到着し、頼んでおいたタクシーと合流。高速道路を約3時間ぶっ飛ばして、ホアヒンのハイアット・リージェンシーホテルに到着した。田舎の方は、高速道路といっても、確かに信号はないけど、横断する人はいる。

    ホテルライフ

     お部屋はまずまず。お庭はキレイに整備されている。

     ホテル前はタイ湾で、朝日がきれいに見える。対岸はパタヤ。ホテル内のプールは広くて、数種類のプールがあり、快適。

    大晦日、ガラディナーと花火

     12月31日の晩は、ホテルのガラディナーがあり、野外ステージのあるところで豪華ブッフェとなっている。演奏あり、出し物ありで、それなりに盛り上がっている。世界各地のハイアットの宿泊券とかが当たるイベントなんかもやっていたけど、たぶん、きっと欧米人にしか当たらないんだと思われる雰囲気。まあ、当たってステージに呼ばれてあれこれインタビューされても困るけど。そもそもアジア人の客は少ない。中国人とかもっといるかと思ってた。

     時差が2時間あるので、カウントダウンを待たず、子どもたちは眠くなってしまう。日本の午前2時なので仕方がない。上の写真は、ガラディナー会場の全景と、カウントダウン後の花火。花火は海岸沿いのあちこちのホテルでやっているし、我々のホテルからも打ち上がった。天灯といって、ランタンを熱気球にして空をとばすやつも、やっていた。子どもたちに見せてあげたかったなあ。

    ホテルライフ再び

     プールで游んだり、プールサイドで休憩したり、卓球!したり。砂浜で游んだり貝を拾ったり。チェスもありました。諸君、リゾートを存分に楽しんでいるか?

    エレファント・トレッキング

     少しは遠征をしようと、ネットでローカルのツアーを検索。エレファントビレッジというところがあって、象に乗る体験ができるらしい。早速ホテル送迎付きの30分コースのツアーを申し込む。

     最初は子どもたちは象に乗ると聞いてビビっていたが、いざ乗ってみるとごきげん。降りたあと、象ともふれあい、ご満悦。おかわりのリクエストがあり、明後日にもう一回、今度は1時間コースで行くことになった。

     ツアー会社も同じ予約がもう一度入ると思っていなかったのかもしれない。2回目の予約のときは、一向にホテルに迎えが来ず、仕方なく電話。「もうすぐ」という返事だが、やはりこない。ホテルのお姉さんが見かねてタイ語で電話をしてくれて、ようやく、初日とは違う車で迎えが来た。

     2回目はしっかり1時間楽しんだ。象の上で売りつけられるお土産や、あとで買わされる記念写真は、僕らは2回目で、もう持っているというと、その分チップをせびられたりしたけど。楽しかったので無問題。

    ロブスター@ホアヒンナイトマーケット

     エレファントビレッジからの帰りにホアヒン中心部で降ろしてもらい、ホアヒンナイトマーケット内にあるSNACK JACK SEAFOODレストランでロブスターをいただく。

     こんな感じで、ロブスターやらエビやら魚が並んでいて、選んでそれを調理してもらうスタイル。ロブスターもグラムで値段が決まる。どれも抜群に美味しそう。

     他にも貝とか、パイナップルに入ったカオパットとか、お腹いっぱいいただいた。

     ナイトマーケットでは、マンゴーがこんな風に売られていた。食べ頃は明日だと。

     ホテルまでの帰り道は、子どもたちが乗ってみたかったタイのトゥクトゥクに乗ってみた。

    その他の美味しかった食事

     ホテルから通りに出るところにはシカダ・マーケットというナイトマーケットがあり、夜はフードコートが立ち並ぶ。あちこちからいろいろ食べ物を買い集めて、夕食。おみやげ物も売っている。

     地元の人でにぎわっていたローカルのレストラン。辛いものもあるけど、辛くないものもある。中華に近いかな。安くて美味しい。

     ホテルから通りにでた角にあるBAAN NOKKACHANという、オープンエアのレストラン。夜遅くは生演奏もある。ロケーションが便利で、美味しかったので何回か食べに来た。

     ここで食べて、シカダ・マーケットでちょっと買い食いするとか。

     朝、通りを歩いていたら、通勤客向けに屋台で売っていた弁当。もちろんとても安かったのだが、ダントツに美味しかった。すごく辛かった。ホテルの部屋で食べようとしたら、匂いも強烈で子どもたちからは大変な不評を買ったのだが、本物の味。

     もちろん、ホテルの中のレストランも。ええ、ホテルの中はタイじゃないので、こういう感じですが、子どもたちはニコニコなんだなあ。いいよ、好きなもん食えってことで。

     ホテルのレストランはいくつかあって、結局ホテル内で食べた回数が一番多かったと思われる。リゾートホテルなので、ホテルの中に閉じこもってなんぼ、みたいな。

     あと、Lost​ &​ Found​ HuaHin、ここも行った、タイ料理ではなく、ピザとかハンバーガーとかステーキとか。ホテルの中よりはずっと安いし、子どもたちには安心なお店。

     このお店の先にはセブンイレブンがあるので、朝食のパンとか牛乳とか買った。お酒類は買える時間が決まっているので、いつでも買えるわけではない。

    計画と費用

     トータルで106万円。正月に家族4人でタイの外資系高級リゾートホテルで6泊をラグジュアリーに過ごした。といえば、まあ、これくらいかかるのだろう。

     だいたい、1B=3.83円。(参考:1USD=110.6円)

    1. 航空券 477,118円

    30DECNRT 0915 ✈ DMK 1405 XJ601便
    05JANBKK 1810 ✈ SIN 2135 SQ979便
    SIN 2355 ✈ NRT 0730+1 SQ638便
    Expediaにて予約
    AirAsia NRT-DMK 302,078円
    内訳)
     運賃、税金 279,592円
     受託手荷物 40Kg 9,400円
     機内食  2,480円
     快適キット 2,250円
     座席指定 8,356円
    Singapore航空 BKK-SIN-NRT 175,040円

     快適キットは要らなかった。行きのLCCの方が帰りのSQより高いというのは、もう日付の問題。

    2. ホテル代  261,550円

     Expediaにて航空券と同時手配。Hyatt Regency Huahinで2 Twin Beds & 1 Sofa Bedの部屋を6泊で、261,550円。

     基本的に欧米の白人旅行者向けにタイ人がサービスするという構図のホテルであり、日本人としてはあまりもてなされている気分がしない。もう行かない。

    3. タクシー代 4,700B = 18,021円

     ドンムアン空港からホテルまで2500B。Hua Hin Taxi Serviceで手配。

     ホテルからスワンナプーム空港まで2200B。HuaHinCabで現地手配。

    4. 観光 5,060B = 18,669円

     2回程、象に乗るツアーに参加した。JoinfulTourという現地ツアーを現地でネットから予約した。Hua Hin Elephant Villageでの象トレッキングと、ホテルの送迎。大人2名、子ども2名の4名の料金。クレカ払い。

     1月2日 Elephant Trekking 30 mins + Roundtrip Transfer = 2200B

     30分のコースで良かろうと体験したら、子どもたちが大喜び。もう1回!ということで、2回目は1時間のコースを申し込んだ。2回目はなにか手違いでなかなかホテルにお迎えがこず、何度も電話したり、ホテルのスタッフからも電話してもらったり。

     1月4日 Elephant Trekking 60 mins + Roundtrip Transfer  = 2860B

    5. 食費等 249,902円

     ホテルでやっている大晦日のガラディナーが一人7,000Bx4 = 28,000B。ガラディナーって参加がMUSTだって書いてあったけど、実際にはオプションだった。せっかくなので、参加したけど10万円超の価値は感じられなかった。

     ホテルのレストランはやっぱり相当高いので、できるだけ外に食べ歩いたのだけど、やっぱりホテルで食べることはそこそこ多い。ガラディナー代を含めて、チェックアウト時に43,578B=159,781円を支払っている。

     現金としては、下表の通り、金利や手数料を払っても、ATMからキャッシングする方がレートが良い。トータルで90,121円を使った計算。外出での飲食や、ランドリー代、お土産代、チップ、コンビニなど。

     ホテルから出て通りを出たところにSmileLaundryという洗濯屋さんがあって、毎日のように洗濯物をお願いした。重量制だったけど、値段は記録なし。

    両替した日と場所日本円タイバーツレート
    30DEC 空港60,000円15,534B1B=3.86円
    03JAN ホテルのATM36,225円
    +676円(金利)
    +220円(海外手数料)
    10,000B1B=3.62円
    (1B=3.71円手数料等込)
    05JAN 空港(再両替)-7,000円-2,029.3B1B=3.45円
    合計90,121円23504.7B1B=3.83円

    6. SIMカード 828円

     SIMカードは日本のAmazonで購入。AISのSIMカードで、8日間データ無制限、通話100分を2枚で828円。ちゃんと使えた。

    7. 国内費用 34,180円

     成田で前泊した成田東武エアポートホテルは楽天トラベルで手配。4ベッドルームで26,600円。

     成田から日暮里は贅沢にもスカイライナーを利用して、7,580円

  • 2018 ボルネオ

    2018 ボルネオ

     次男が小学生になったということで、初めての子連れの海外家族旅行にいくことにした。長男は7歳、次男は6歳。飛行機は、子どもたちはすごく小さい時に乗ったことがあるのだが、覚えていないだろう。なので、初飛行機、初海外。パスポートをとるところから。

     ボルネオは、自分が行ったことのある中で、特に子どもでも楽しそうで、治安も良く、食事も心配ないということで選択。ホテルは当然、プールつきの高級リゾートホテルを手配した。

    旅程

    2018年日程宿泊地
    29JUL前泊ホテルマイステイズプレミア成田泊
    30JULNRT 0930 ✈ BKI 1440 MH81コタキナバル
    パシフィックステラホテル泊
    31JULアイランドホッピングツアー
    サピ島、他
    コタキナバル
    パシフィックステラホテル泊
    01AUG0715出発 キナバル山+ポーリン温泉コタキナバル
    パシフィックステラホテル泊
    02AUG13:15出発 リバークルーズコタキナバル
    パシフィックステラホテル泊
    03AUGBKI 1945 ✈ KUL 2220 MH2647
    KUL 2230 ✈ NRT 0740+1 MH88
    機中泊
    04AUG帰国

    出発

     前泊したので、ホテルで軽く朝食をとり、機内食は日本時間で10時ころ。つまり離陸して水平になってすぐ。マレーシア時間で9時。朝食なのか昼食なのか。

     6時間のフライトを無事に乗り切り、ホテルに向かいます。

    パシフィック ステラ ホテル

     すばらしいホテルだった。ファミリーなので広いスイートで予約したんだけど、チェックインの時から、スイートのお客様は別の場所でチェックインと言われ別室へ。ウェルカムドリンクをいただきながら、別室でゆっくりチェックイン。ちなみに、チェックアウトも別室だった。

     部屋は最上階で、キッチンとリビングの部屋、ベッドルーム、バスルームとシャワールームが別にあり、トイレは2つ。バルコニーには椅子とテーブルがあって、リゾートと海を一望できる。自宅より広く、部屋がたくさんある。子どもたちは探検して大興奮。

     リビングとベッドルームがこういう感じで、

     バスルーム(左奥はシャワールーム)と、バルコニーからの眺望。

     ホテルのプールも大満足。子どもはライフジャケットの着用が義務で、そうすると、泳げないじゃん、スイミングいっているのに。

     長男に「タオルもらってきて」って頼んだら、プールサイドの係員のところにいて、タオルを指さして「How many?」って聞かれて、ちゃんと「Two!」って答えられたらしい。やるなあ。

     ホテルは朝食付きで、一般の朝食ブッフェと、スイート専用のレストランと、どちらも選べる。

    7/31 サピ島など

     サピ島とマヌカン島を巡るツアー。ホテルのツアーデスクで手配してランチ付き。ちょっと天気が悪く、出発が遅れて9時半の出港。スピードボートは飛ばす飛ばす。波を切り裂き、ドカーンドカーンってかっ飛ばすもんだから、同乗の中国からの旅行客のお嬢さん(10歳くらい)が大泣きで、もっとゆっくり!と怒号が上がっていた。うちの長男も固まっていた。20分くらいでサピ島に到着。

     ちょっと雨に降られたけど、上陸してからは大丈夫。一応、このためにシュノーケルセット用意したんだけどね。子どもたちは砂遊びの方が楽しいようで。

     その後、マヌカン島に移動して、ランチタイム。

     雨のせいもあり、海は透明度という点ではイマイチではあるけど、砂浜と森と、ロケーションと雰囲気はよい。

    子どもたちが拾った貝殻など。

     

    Sedco complex

     生け簀というより水槽。カラフルな魚や、エビ、貝、シーフードがぎっしり。値段は100グラムで何RMと書いてある。まず、食材を選んで、調理方法はオススメでもいいし、何パターンか提案されるので、その中から選ぶ。我々は子連れなので、辛くないように。長男が卵アレルギーなので、卵は使わない調理法でオーダーした。あとはフライドライスや、野菜料理や、ビールやマンゴージュースやコーラなどは自在に。3回通った。

    初回、7月31日の夕食

     初回(7月31日夕食)は、アワビとロブスターと、お魚(調理法は清蒸鮮魚、蒸して、油をかけてタレをかける、白身魚の最高に美味い食べ方のひとつ)。

    2回目、8月1日の夕食

     二回目(8月1日夕食)は、キナバル山からの帰り道、ツアーバスに市内で降ろしてもらい、少し遅い時間だったのだけどここに来た。こんな火を吹くショーをやっていた。お魚は唐揚げの甘酢あんかけ(糖醋脆皮鱼)。これも美味しい。他にはサテのような肉料理を他のお店からとった。お子様がお肉をご所望でしたので(笑)。

     二回目に行くと、お店の人はしっかり覚えていてくれて、こっちこっちと手招きされ、席を用意してくれる。

    3回目、8月3日の昼食

     この日は、帰国する日だったので、市内でおみやげ物を物色したりしていた。ちょっと遅いお昼の時間だけど、やっぱりココに来た。3回目くらいで、もう常連扱いだった。でも、今日が最後、また来たい。

     赤い魚を清蒸鮮魚にしてもらう。いつも美味しい。

    8/1 キナバル山、ポーリン温泉

     朝、7時15分に日本語ガイド付きのツアーバスがお迎えに来て、いくつかのホテルを回って、キナバル山の展望台についたのが10時頃。雲が結構かかっていたけど、しばらくすると雲の上に山頂が見えるようになった。4000m峰で富士山より高い。ただ、高山病さえならなければ登るのは難しくないらしい。走って登る競技があるという。

     展望台には、このようなお土産屋?売店?もある。我々は特に買うものもなかったけど、売り子も別にしつこいわけでもなく、欲しいものがあれば買えばいいという感じ。トイレは有料。

    キナバル山植物園

     ここは、蘭の花の宝庫。あちこちに様々な種類の蘭の花をみることができる。子どもたちにウケがいいのは、食虫植物で有名なウツボカズラ。いろんな種類があって、実際に生えている。

    キャノピーウォーク

     ポーリン温泉の周囲のジャングルの樹冠層を歩けるような設備がある。熱帯雨林では、ジャングルの地表と、ジャングルの樹冠層では生態系が異なるので、自然観察には必要なものなのだけど、まあ、観光客にとってはアトラクション。地上から最大40mくらい上を歩く。

     地表では、こんなものを見つけた。これは、日本にもいるダンゴムシの仲間。捕まって丸まっているところだけど、でかいし、ちょっとカラフル。次男君に持ってもらったけど、相当嫌だったらしい。

     こんなダンゴムシがいるのは何となく知っていて、僕が見つけたんだけど、本当は日本語ガイドが見つけるべき代物。植物園もさーっと通ってきたけど、このツアーのガイドならもっと動植物について熱く語るべき。ただの引率者。

    ポーリン温泉

     時間があれば、水着に着替えてしっかり温泉に入れる場所なんだけど、こちらのツアーでは、足湯だけだった。本当に硫黄の香りのするいい温泉なんだけど。

    ラフレシア

     僕も初めてみた。本物のラフレシア。世界最大の花であり、寄生植物。ボルネオで運が良いと見られるとは知っていたんだけど、道端に「ラフレシア咲いてます」の看板を発見したときは、「お!」っと思った。ツアーの正規のコンテンツじゃなかったんだけど、参加者、ガイドの意見一致で、立ち寄ることに(当然、別料金)。

     もう、これが見れたのがこの旅行のハイライトで間違いなしの大興奮。子どもたちも図鑑でみたことがあるやつとご対面で、よかった。写真の花の右上や左下にある茶色いキャベツというか、昆虫みたいな塊はラフレシアの蕾。他にも転々とあった。

     それは、ドリアンだね。自然でリアルに実がぶら下がっているのは僕も始めてみた。市場でだったらよく見るけど。ジャックフルーツならそこら中で実がぶら下がってる。

    8/2 リバークルーズ(天狗猿と蛍)

     Sungai Kilas Riverという川にある、Klias Wetland Adventuresというスポット。コタキナバルから2時間くらいツアーバスできたところ。テングザルと蛍を見るのが目的なので夕方。

     行きのバスの中、日本人ガイドさんが「テングザルみたことありますか?」の質問に、ついつい、手を上げて、15年くらい前にキナバタンガン川で見た、と行ってしまい、ドン引きされた。UncleTanですか?と聞かれ、知っている様子。

     こっち側にもこんなにテングザルがいるんだ、と感心するくらいいた。船が結構揺れるので写真を撮るのが難しい。ただ、やっぱ遠くからなので、子どもたちはどれくらい見れただろうか。

     一旦、ベースキャンプに戻り夕食。暗くなるのを待ってもう一度、川を船で行く。

     蛍が集まる木があるらしい。目が暗さに慣れて、静かに近づいて、数千匹はいるだろう蛍の木々を見ることができた。写真はない。というか撮れない。最近のデジカメやビデオは何かしら光を出すので使用禁止だし。使えたとしても、揺れる船の上からピント合わせて、蛍の光を集められる気がしない。

    帰国

     帰路、コタキナバルの空港で「帰りたくない・・・」とちょっと泣いた次男君。そう思ってくれてありがとう。連れてきた甲斐があったというものだ。そりゃ、僕だってずっと居たいさ。

     KLの乗り換えは深夜だったので、子どもたちは寝ぼけまなこでトランジットを乗りきり、日本行きの飛行機の中もぐっすりだった。

    計画と費用

     トータルで約60万円。一人あたり15万円といったところ。家族4人でこの値段なら大満足だ。だいたい1RM=28円~30円くらい。(参考:1USD=112円)

    1. 航空券とホテル 442,136円

     航空券とホテルはセットでExpediaにて予約、購入した。424,092円。他にマレーシア航空で事前座席指定をして7,596円。

     ホテルはThe Pacific Sutera HotelのPacific Executive Suite。この部屋がすごかった。チェックインから別の特別なカウンターで、最上階。部屋はいくつあるの?と思うような広々とした空間。ただちょっと古いので、夜に嵐が来たときは、それなりにすきま風が吹いていた。ただ、子どもたちはお気に入り、だって自宅よりずっと広いんだもの。

     最終日は、350RM=10,448円のDayUseChargeを支払い、夕方まで部屋を使わせてもらった。ゆっくり快適。

    30JULNRT 0930 ✈ BKI 1440 MH81
    03AUGBKI 1945 ✈ KUL 2220 MH2647
    KUL 2230 ✈ NRT 0740+1 MH88

    2.観光 75,959円

     観光は日本語ガイドつきの上等なやつを国内で手配していった。堕落だ。

    30JULアイランドホッピングツアー、昼食つき。ホテルのツアーデスクて手配。
    540RM(大人170RM、子ども100RM)=16,119円
    (内訳:高速船は大人13.7RM、子ども9RM)
    01AUGキナバル公園とポーリン温泉。ホテル送迎、入場料、昼食、日本語ガイドつき。
    VELTRAで手配。30,484円。
    カメラ持ち込みは5RM。
    02AUGマングローブリバークルーズとホタル観賞。ホテル送迎、乗船費、夕食、日本語ガイド。
    VELTRAで手配。29,356円。

    3.食費やタクシー代など 57,799円

     夕食は、何度もSedcoComplexのHuaHingRestaurantという水槽がいっぱいるシーフード系中華料理のお店で頂いた。美味しいしやすいし。水槽で泳いでいる魚やエビや貝を選んで、適当にやってもらう。ビールとマンゴージュース、炒飯などをつけてだいたい275RM~300RMくらい。

     空港ホテルのタクシーは30RM、町とホテルの往復は10RMくらいだった。

     ホテルのチェックアウト時に支払ったホテル内の飲食は498.86RM=13,918円。到着した日の夕食と、8/2のリバークルーズに行く前の昼食。これはクレカで支払った。

     到着時に空港で6万円を2010RMに両替したのみで、食費、市内移動、お土産など。

    4.国内費用

     前泊したホテルマイステイズプレミア成田はスーペリアツインで、13,400円。4人が寝れる部屋ということだったけど、確かに、部屋中にベッドが敷き詰められている。

  • 2007 バリ島

     この旅行は、当時、お付き合いのあった嬢をご案内しての旅行だったのですが、記錄も記憶も乏しく、いかがなものかと。

     要するに、編集まち。

    旅程

    2007年
    27JULNRT 1610 ✈ DPS 2225 JAL729ウブド泊
    29JULウブド泊
    30JULウブド泊
    31JULクタ泊
    01AUGクタ泊
    02AUGDPS 2355 ✈ NRT 0755+1 JAK720機中泊
    03AUG

  • 2007 エジプト

    2007 エジプト

     2006年12月27日から2007年1月8日まで。世界3大遺跡の一つエジプトを訪ねた。 ヨーロッパ経由でカイロまでの道のりは遠く、エジプトについてもカイロから南端のアブシンベルまでは陸路で1000kmを超える実に長い距離である。 12日間もあれば、他にも寄り道(紅海とか西方オアシスとか)できるかもと思ったが、国内移動は思いのほか時間がかかり、 また見所も満載なので、遺跡のハイライトを順に回るだけで精一杯であった。

    旅程

    2006年日程宿泊地
    27DECNRT 1220 ✈ AMS 1620 KL862
    AMS 2100 ✈ CAI 0210+1 KL553
    機中泊
    28DECカイロ市内
    カイロ博物館
    カイロ
    Kings Palace Hotel 泊
    29DECダフシュールの赤のピラミッド、屈折ピラミッド
    サッカールの階段ピラミッド
    ギザのピラミッド群とスフィンクス
    カイロ 🚃 ルクソール移動
    夜行列車泊
    30DECルクソール東岸観光
    カルナック神殿、ルクソール神殿
    ルクソール
    Windsor Hotel 泊
    31DECルクソール西岸観光
    王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿
    ルクソール
    Windsor Hotel 泊
    2007年
    01JAN
    アスワンへ移動
    車チャーター(シェア)で武装民兵コンボイ車列
    エドフ神殿、コム・オンボ神殿に立ち寄り
    アスワン到着後、ナイル川をフルーカで遊覧
    アスワン
    Memnon Hotel 泊
    02JAN早朝出発で、アブシンベル神殿アスワン
    Memnon Hotel 泊
    03JANイシス神殿、アスワン市内観光
    20時頃アスワン出発 🚃 カイロ移動
    夜行列車泊
    04JAN昼頃、カイロ到着
    夜はナイル川のナイトクルーズ
    カイロ
    Happyton Hotel泊
    05JANオールドカイロとイスラム地区を巡る
    ハーンハリーリのカイロ歴史地区
    ガーマ・ムハンマド・アリ
    カイロ
    Happyton Hotel泊
    06JANギザのピラミッド再訪
    夜23時に空港にTaxiで向かう
    カイロ
    空港泊
    07JANCAI 0420 ✈ AMS 0815 KL554
    AMS 1520 ✈ NRT 1050+1 KL861
    機中泊
    08JAN帰国

    day 0 エジプトへ

     一路エジプトへ。アムステルダム経由でトランジットいれて21時間。 エジプト到着は午前2時。空港で薄明かりになるまで待って、バスで市内へ。

    day 1 カイロ・エジプト考古学博物館

     昼まで寝て、エジプト考古学博物館へ。 博物館というか遺跡の一部やらなにやらが無造作に並べてあって巨大な倉庫のようだ。 ツタンカーメンは流石に美しいし、副葬品の品々は金銀財宝ではなく「金金財宝」であった。 2時間たっぷり見学した。

    コシャリ

     これがコシャリというもの。エジプトの庶民的食事で60円くらい。 マカロニとパスタとコメとマメを茹でてトマトとニンニクのソースをかけたもの。案外美味しいし、量もある。

     腹も膨れたので、ルクソールへの交通手段の確保。駅に行くと窓口はまるで戦場のよう。 で、あっけなく1等も2等も5日先までフルだって…しかたなく長距離バスターミナルへ。 こちらも当分席はない。困った。。。カイロ足止めか!? そう、ここはアラブ文化圏でコネ社会である。不本意ながらも旅行代理店に飛び込んだ。 そしたらあっけなく明日の夜行列車のチケットが出てきた。さすが。ルクソールのホテル込みで高いけど。

    day2 ピラミッド群

     今日はリーマンパッカーらしく金にモノを言わせてさくっとタクシーを1台チャーター。ピラミッド群を片っ端から見て回る。 まず遠いほうからと思い、ダフシュールへ。しかし、なんと運ちゃんは安請け合いしたものの、道を知らない。 行く先々で道を聞きながらなんとか到着した。

    赤のピラミッド

     チケット売り場から赤のピラミッドまでは見えないほど遠い。自力でバスで来たら死ぬな。

     赤のピラミッドとはいうものの、どう赤いのやら。ピラミッドは無料で内部に入れるが、狭くてかがまなければ通れないほどの小さな通路が、しかも急な階段。 どこぞの体育会系のシゴキであったよな。中はぽっかり直方体の何もない部屋があるだけで見るものはなし。 空気が澱んでいて長居する雰囲気でもない。で、案の定筋肉痛になった。

    屈折ピラミッド

     赤のピラミッドからかすんで見える屈折ピラミッド。これも歩くのはありえない距離。

     タクシーでよかった。 朝一で来たから観光客も少なく、ピラミッド独り占め。

    階段ピラミッド

     ダフシュールから半分距離を戻して、サッカーラの階段ピラミッド。ぼちぼち観光客も多くなってきた。 ここからだと砂漠の向こうにギザのピラミッド群もかすかに見える。 ピラミッドといってもいろんな形があるもんですな。

    スフィンクスとピラミッド

     さて、早くもこの旅のメインイベント『ギザのピラミッド群』。スフィンクス側の入り口から。 実はスフィンクスの視線の先にはKFCがある。後ろはカフラー王のピラミッドとメンカウラー王のピラミッド。 写真やTVなどでよく見るアングルだから、感動というか、あああれか…ってな感じ。

    ギザのピラミッド群

     スフィンクスから1時間くらい歩いた反対側。3つのピラミッドがきれいに見えるパノラマポイントなる場所。 普通はツアーの車でくるか、ラクダや馬をチャーターするらしい。 しかしながらラクダ屋は噂どおり暴利のボリボリで話すだけ無駄。俺には立派な足がついている。 写真はポリスに撮って貰ったが、さすが慣れたものでポーズをとらされこのような一枚が。当然有料だ(笑)

    カフラー王のピラミッド

     3つのピラミッドの真中のピラミッドで、一番形が美しい。高さの一番高い。俺はこいつが気に入った。 なぜか、クフ王のピラミッドの方が人気あるんだけどな。

    day3 ルクソール東岸

     夜行列車でルクソールへ。1等だったはずのチケットは実は2等で、車内は寒いし子供が泣きっぱなしだし。 しかも遅い!ちんたら走って時折なんでもないところでしばらく止まる。 ルクソールについたのは昼過ぎ。

    カルナック神殿

     ピラミッドは巨大ですごいけど、壁画や彫刻の類は一切なかったから、 こういう感じだとなんかゆっくり見て回る気分になる。 壁とか柱とかにあの「ヒエログリフ」がビッシリ書いてあると、 あーエジプトだなぁって太古の人の営みとシンクロ(するはずもないのだが)する気分に。

     このカルナック神殿は柱がすごい。巨大な柱がびっしり整然とそびえ立つ姿は正に圧巻だ。

    ルクソール神殿

     ルクソール神殿はルクソールの市街の真中にあって、まるで公園の中のよう。このそびえたつオベリスク。 そう、2本あるはずのうち、もう一本はパリのコンコルド広場に立っている。 それは正規に取引されたのでフランスは悪くない。それより大英博物館にある盗品の品々はどういうこっちゃ。

    day 4 ルクソール西岸

     ルクソール西岸は公共交通機関がないので、ツアーに乗る。自転車とかありえない

    王家の谷

     ただの谷。本当か嘘が上に見える山が天然のピラミッドなんで墓地になったとか。 たくさんの洞窟があり、それらが全部王の墓なんだが、チケットはそのうち好きな3箇所に入れるらしい。 片っ端から全部入ることはできない。ツアーガイドが3箇所選んでくれるのだが、どうも時間短縮で空いてるところを選んだ感じ。 しかし、まあ、どの墓も同じようなもん。壁画がすばらしいが写真撮影禁止。

    ハトシェプスト女王葬祭殿

     かつてテロによる観光客襲撃事件で日本人の新婚さんが亡くなった事件のあったところ。 今はここに限らず、すごい厳重な警備体制だ。遺跡の入場ゲートには空港さながら金属探知ゲートと荷物のX線検査がある。 で、見える地平線にはちらほらと兵士の姿が。こんな厳重だから大丈夫と見るべきか、こんなに厳重にしないと危ないと見るべきか。 しかし、砂漠の山の中に忽然と現れる遺跡は素敵だ。

    day 5 アスワンへ

     宿で仲良くなったインドネシア人の紳士とパキスタン人の若者と一緒に車をチャーターしてアスワンに行くことにした。 途中2箇所の遺跡を見るという。車は武装した車に先導されコンボイを組んでいく。

    エドフ=ホルス神殿

     すごくよかった!!!壁画の保存状態がよく、美しい。 基本的に外国人が勝手に移動してはいけないエリアにあるのでコンボイでどっと観光客が押し寄せ、どっといなくなる。 それでもごった返した感じではない。俺的にはイシス神殿より良い。

     中は、こんな彫刻やヒエログリフでぎっしり装飾されている。

    コム・オンボ神殿

     こちらはナイル川のほとりにある遺跡。だんだん遺跡にお腹一杯になってきた(笑)

     クレオパトラと書いてある。車チャーターだけどガイドはいないので。自力じゃみつからなかっただろうクレオパトラのカルトゥーシュ。 HISのツアーが一緒のコンボイで来てた。その日本語ガイドさんが説明してるのを小耳に挟んで発見! HISなんて航空券だけかと思ってたけど、ちゃんと添乗員付のツアーもやってて、こんなコンボイ組まなきゃ行けないところに来るのね。 西遊旅行社とかならわかるんだけど。

    アスワンのスークで

     アスワンには昼に到着。午後はぶらぶらと市内を探索。スークで見かけたスパイス屋。 エジプト人はスパイスの粉でもピラミッドを作っている。色とりどり鮮やかで見てるだけで美しい。

    ナイル川でのんびり

     夕方にかけて、フルーカというヨットをチャーターしてナイル川をのんびり遊覧。 ナイル川のサンセットと決めたのだが、日が落ちると寒すぎ。おっちゃん操縦下手でどんどん抜かれて遅いし。 まあまあ優雅なひと時を過ごした。

    day 6 アブシンベル宮殿

    アブシンベル大神殿

     この旅行の第2のハイライト、アブシンベル宮殿だ。なんと3時起床、4時出発。 コンボイを組んでいくため。アスワンから280kmもある。休憩なしで走りぬける。北回帰線を越え、もうほとんどスーダン国境地帯。 さすがに暖かい。

     ばーん!!!と圧巻。壁画も美しいし、彫刻もいいし、ロケーションもナセル湖を目前にしてバッチリ。 この遺跡、本当はナセル湖に沈む予定を現代建築技術で移設したんだよね。残しておいてくれてよかった。

    day 7 アスワン近郊

    イシス神殿

     本当は昨日のツアーで行く予定だったんだけど何かの手違いでいけなかったので今日自力で行く。 でもタクシーで行って、かつ、この遺跡は島にあるので船にのって、全部交渉しても絶対ツアーの方が安い。 こちらも、ダムに沈む予定を移設された遺跡。

     壁画が美しい。なんでおっぱい出してるんだろう。彼女は他の観光客にも人気だった。 壁画への照明が秀逸で、暗いながらも陰影がきれいに出る。

    アスワンの街並み

     時間が余ったので。ぶらぶらと市内を散歩。ただの洗濯物の風景。確かこういうの好きなやつがいたから。

    キリスト教(コプト教?)の教会

     エジプトは基本的にイスラム教の国なんだけど、キリスト教もちゃんとある。多分日本なんかよりよっぽどちゃんとある。 原始キリスト教っていうのか?コプト教はかなりメジャーな存在みたい。

    シーシャ(水タバコ)を…

     さらに暇を持て余し、ナイルのほとりでビールを飲んで、水タバコを嗜んでみる。 リンゴフレーバー。普通の紙タバコよりよっぽどソフト。吸い込むとボコボコって煙が水を通ってくるわけだが、 水圧があるのでかなり力強く吸い込まねばならず、口先だけでは吸えない。イランでも吸ったけど同じだね。

    day 8 カイロの夜

    ナイル川ディナークルーズのベリーダンスショー

     帰りは1等車で、寒くなく、ゆったりとカイロに戻ってきた。さて、贅沢にナイルのナイトクルーズに行く。 ビュッフェスタイルの高級料理。味はどーってことないけど、ショーが目当て。 ベリーダンスもよかったけど、スーフィーダンスというやたらぐるぐる回る踊りがすごい。 ちなみに、観光客代表でこのベリーダンスのお姉さんと一緒に踊った。写真を撮られて買わされたけど、OKね。

    day 9 オールドカイロとイスラム歴史地区

    マル・ギルギス駅と時計

     ただの駅なんだけど、時計の文字盤が当然アラビア数字。算用数字のことをアラビア数字という言い方をするけど、 本物のアラビア数字はこうだ。で、旅行者といえどもさすがに数字くらい読めるようにならないとアラブ諸国は無理。

    コプト博物館

     コプト博物館を見学。カメラは持ち込み禁止。イスラム国において意地でもコプト教を守っている人たち。 その博物館はエジプトのどの博物館や遺跡よりも、管理という点でクオリティーが高い。 ライティングから展示方法から見事としか言いようが無い。宗教の差なのかね。

    オールドカイロの風景

     なんとなくレトロでいいでしょう?歴史を感じさせる街並み。どことなくヨーロッパ。 つまり、ヨーロッパのイメージってキリスト教なんだな。

    キリスト教会のミサ風景

     ちゃんとバリバリお祈りやってた。神父さんが水まいてたし。しかしこういう風船の装飾ってどういうセンスなんだろう。 東南アジアなんかでも荘厳な遺跡に電飾ついてたりするしね。風化してなくて生きているということか。

    ユダヤ教のシナゴーグ

     すぐ隣にユダヤ教もある。すごいなぁ。

    ガーマ・ムハンマド・アリ

     こちらはイスラム教。カイロ随一のモスク。シタデルという世界遺産にもなっているイスラム地区の一角。 お祈りの時間は観光客は入れない。靴は脱ぐ。イスタンブールのブルーモスクに似ていると思ったら、似せて作ったらしい。

     内部のシャンデリアは円形に何重にも配置され、天井には美しい装飾がなされている。 もちろんイスラムなので、肖像画のような偶像はない。しかし贅を尽くしている感じはするなぁ。

    街角のスーパーモデル

     イスラム歴史地区の街角。道を撮ろうとしてカメラを向けたら割り込んできてポーズを決めた少女。 なぜかポーズが決まっている。

    パン屋

    無造作にパン屋。美味しそう。

    day 10 ギザのピラミッド再訪

    ピラミッド再訪

     予定通り予備日が1日余ったので、ピラミッドをもう一回見ておく。 この写真はピラミッドから砂漠に向かって30分ほど歩いた丘のふもとから。 6つのピラミッドが見えるこの角度が重要で、絵葉書で見つけて再現しようとひたすら歩いた。 あと、太陽がもうちょと角度がついてピラミッドの陰影がつけば文句ないんだけど。 というか、こお写真を撮るために再訪したほど。3時間くらい太陽待ちした。 冬なので、なんだか雲が多い。

    カフラー王のピラミッド

     お気に入りのカフラー王のピラミッドにちょっと登ってみた。1段がこれくらい。登頂するのはかなり大変そう。 登ってはいけないことになっている。

    スフィンクスとクフ王のピラミッド

     最後に締めの記念撮影

    day 11-12 帰国の途

     カイロ発が例によって未明なので、深夜に空港へ。捕まえた善良そうなタクシーは英語がわからず。 エアポートで通じないが「ジャパン」といったら判った!と。。ちゃんと空港に向けて走り出した。 ところが、途中で車が壊れる。しかたなく他のタクシーに乗り換え。可哀相なのでちょっと多めに払ってあげた。 2台目のタクシーはちゃんと観光客料金で走ってくれた(笑)。

     アムステルダムで7時間トランジット。市内に出る気もせず空港で生ビールを飲み、ゆったりと帰国に向けて体を戻す。

    雑感

     エジプトはさすが世界の観光地だけあって欧米からの観光客も多い。イスラムの国でありながら不自由な感じがない。 遺跡や観光地などでは女性の肌は全然OKだし、ビールも飲める。 欧米人という種族は人に合わせるということをしないから観光地としては当然こうなる。

     気候的には12月、1月は暑くないのでベストシーズンと言われているが、逆に非常に寒かった。 灼熱の砂漠を想像していただけに防寒着の装備が貧弱だったことを後悔。安宿には暖房はないから朝晩は寒くて辛いほどだ。

     さて、肝心の遺跡だがピラミッドというのは我々はTVなどで見慣れているせいもあって、新鮮な驚きは薄い。 しかもピラミッドには壁画も彫刻もなく、じっくりと見るものは特にない。まさにただのピラミッドである。 内部に入ってもがらんどうの四角い部屋があるだけだし、外から眺めてロケーションを観賞するもの。 一方、ルクソール以南の神殿遺跡は壁画、彫刻、ヒエログリフなど、見飽きない。 とはいうものの、点々とあるので満腹にはなってくる。

     お土産などの値段交渉の激しさはさすがアラブ。アジアの比ではない。喜捨の精神でいくしかない。

     個人的にはアンコールワットの勝ち。

    計画と費用

     一人旅のバックパッカーなので、事前の手配は往復の航空券のみ。あとは国内移動も宿泊もすべて現地手配。お金は日本の1万円札と、米ドルのT/C、クレカを持っていった。どれも特に問題はなかった。

     トータルで21万円。現地費用は1日6,000円。しっかり観光して、1000kmを往復する大移動をしたのだから、バックパッカーとしては満足すべきだろう。いいモノたべすぎてる、とか、ボラれすぎてるというのはご愛嬌。

     1EGP=20.9円(参考:1US$=119.9円)。米ドルからエジプト・ポンドに両替する場合は円→ドルを含めて2回両替で1EGP=21.1円になるので、日本円からの両替で大丈夫。

    1. 航空券とVISA 149,330円

    27DECNRT 1220 ✈ AMS 1620 KL682便
    AMS 2100 ✈ CAI 0210+1 KL553便
    07JANCAI 0420 ✈ AMS 0815 KL554便
    AMS 1520 ✈ NRT 1050+1 KL861便
    イーツアーで予約発券。燃料サーチャージ、諸税込で147,440円

     VISAはカイロの空港で買うことができる。15USD=90.46EGP=1,890円

    2. 国内移動と宿泊 1,075EGP = 22,467円

    28DECカイロは当初予定していたLUNA Hotelは満室だということで、客引きに引かれてKings Palace Hotelへ。早朝にチェックインしたかったので2泊分で150EGP
    朝食付き。
    29DEC
    30DEC
    31DEC
    カイロの旅行代理店で手配
     カイロ~ルクソール間の列車(1等のはずが2等)
     ルクソールのホテルWindsor Hotelの2泊
    を合計で350EGP。ホテルは朝食付き。
    01JAN
    02JAN
    ルクソールで同じホテルだった、マレーシア人とパキスタン人の二人に誘われて、車をシェアしてアスワンに移動、記録が不鮮明だが150EGPくらいだったと記憶。
    アスワンではその車が到着したMemnon Hotelで2泊、130EGP
    朝食付き。
    03JAN
    04JAN
    05JAN
    アスワン~カイロの移動は、宿の代理店で手配して100EGP。ちゃんと1等車。
    カイロはHappyton Hotelで3泊で195EGP。最終日は深夜まで部屋を使いたかったので、3泊分支払った。
    朝食付き

     鉄道の移動の手配が個人では困難だった。代理店経由でお願いするしかない。夜行列車は慣れたものだが、2等車は暖房がなく寒くて閉口した。1等車は問題ない。

     これがカイロ~ルクソールのチケットだけど、全然読めないので、難易度高すぎる。かろうじて、値段は40EGPだったのね。

     カイロの宿。どうみてもドミトリーなんだけど、貸し切りだった。シャワー、トイレは共同。1泊75EGPは振り返ると高かったけど、こちらも未明の到着だし、初エジプトだし仕方ない。

     旅行代理店のなすがママに決まったルクソールのホテルはとても快適でまともだった。ここのプールを見おろすテラスでのんびりしていたら、マレーシア人とパキスタン人の二人組に声をかけられ、アスワンまでをともにする。良い出会いだった。

     アスワンのホテルの写真は見当たらず。

     帰りのカイロで泊まったHappytonホテルはこんな感じで、いたって普通の良さ目な安宿。1泊65EGP=1,370円ならよいだろう。

    3. 観光と移動 1,362EGP = 28,466円

    28DEC空港→市内 バス 2EGP
    カイロ博物館 50EGP
    メトロ 1EGP
    29DECタクシー1日チャーター 200EGP
    ダフシュール 25+3(Taxiの入場)=28EGP
    サッカール 50+2(Taxiの入場)=52EGP
    ギザ 50EGP
    写真を撮ってくれたポリスにチップ 10EGP
    30DECカルナック神殿 50EGP
    馬車 往路:10EGP 復路:11EGP
    31DEC西岸ツアー 50EGP
    王家の谷 70+2=72EGP
    ハトシェプスト女王葬祭殿 25+1=26EGP
    01JANエドフ神殿 40EGP
    コム・オンボ神殿 25EGP
    ナイル川フルーカ(2時間コース) 50EGP
    02JANアブシンベルツアー 100EGP
    アブシンベル神殿 80EGP
    03JANタクシー(イシス神殿行きの船着き場まで往復、船着き場で1時間待ち) 30EGP
    イシス神殿のある島までのボート往復 35EGP
    イシス神殿 40EGP
    切りかけのオベリスク 25EGP
    04JANナイル川ナイトクルーズ 145EGP
    05JANメトロ マルキルギスまで 1EGP
    コプト博物館 40EGP
    タクシー シタデルまで 10EGP
    シタデル 40EGP
    06JANバス ギザまで 2EGP
    ギザ 50EGP
    ラクダ 10EGP
    ピラミッド内部 25EGP
    バス 市内へ 2EGP

    入場料の合計は908EGP、ツアーやタクシー等の移動費は454EGP、合計1,362EGP。

    4. 食費 434.5EGP+5.7€ = 9,979円

     今回の旅は、一人旅だっていうのもあるけど、忙しくてあまりロクに食事を取れなかった。ただ、基本的にはエジプトのメシは美味かった。ホテルはすべて朝食がついていたので、ホテルでいただいた。昼食は、基本とれなかった。

    28DECアブー・ターレクというコシャリの名店でコシャリを食べる。 3EGP
    ステラビールx2   10EGP、オレンジジュース 2EGP、ミネラルウォーター 4EGP
    29DECコーク@KFC in front of スフィンクス 5EGP
    コシャリ@アブー・ターレク 3EGP
    30DEC夕食:牛のシシケバブ+ライス、ビール 30+10EGP (10はチップ)
    31DECケバブサンド 1EGP
    ミネラルウォーター 4EGP
    Royal Fish Restautant
     Sayadieh、FishSoup、Coke、Rice 43+8EGP
    Beer x2 20EGP
    01JANAswanMoon
     Kebab hala(ビーフシチュー)、Rice、ChichenSoup、Coke 34.5+6.5EGP
    02JAN駅前のエジプト料理屋
     シシカバブ、Rice、Soup、Vegi、ピクルス、お茶 20+5EGP
    Monalisa Cafe
     ビール 21.5EGP
    03JANエジプトケバブバーガー 4EGP
    ナイル川でBeer+水パイプ 40EGP
    ホテルでお茶 1.5EGP
    エジプトバーガー 4EGP
    04JANコシャリ@アブー・ターレク 3EGP
    オレンジジュース 2EGP、ミネラルウォーター 2EGP
    ナイトクルーズでの飲み物代 Beer + Coffee 42EGP
    サッカーラBeer 5.5EGP
    05JANFelfala
     Staffed Pigeon(鳩)、シェクシューカ、Beer 60EGP
    ステラBeer 5EGP
    06JANAlfy Bay Restaurant
     カバブ、コフタ250g、サラダ、コーラ 35.75+4.25EGP
    07JANアムステルダムの空港
     Beer 4.1€
     チップス 1.6€

     合計は、434.5EGP+5.7€ = 9081円 + 898円

     ルクソールで人だかりができてたケバブサンド屋。買ってみたけど美味しい。これ1つ1EGP=21円。みんなは0.5EGPで買っていたように見えたけど、きっときのせいだろう。

     こちらは、最後に泊まったカイロのHappytonホテルの朝食。だいたいどこのホテルの朝食も同じようなものだが、ゆで卵の有無がホテルによって違う。

     卵が出てきたのは、このカイロのHappytonホテルと、ルクソールのWindsor Hotelの2か所。

     お世話になった各種ビールのラベル。

  • 2006 パンガン島(タイ)

    2006 パンガン島(タイ)

     コ・パンガン、すなわちパンガン島といえば、タイの島の中でももっとも退廃的な島で、不良外人が集まり、満月の夜ともなれば、フルムーンパーティーの中で、それは良からぬキノコやら葉っぱやらお薬が存分に楽しめる。そういうイメージは、もうだいぶ前の話。

     今は、ちょっとナチュラルなこじんまりしたビーチリゾートだ。記事中では不良外人と記しているが、きっと不良ではないかもしれない元気な外国人が集まってくる島であることは今も変わらない。

    旅程

    2006年日程宿泊地
    29APR1825 NRT ✈ 2305 BKK UA837 カオサン(バンコク)泊
    30APR夜行バスでスラタニへ車中泊
    01MAY船を乗り継いで、パンガン島へパンガン島泊
    02MAY終日フリーパンガン島泊
    03MAY終日フリーパンガン島泊
    04MAYサムイ島まで船で移動し、飛行機でバンコクに戻る。
    1245 USM ✈ 1400 BKK PG134
    カオサン(バンコク)泊
    05MAYアユタヤ観光、夜はパッポン夜市を観光。
    深夜、空港へ。
    ドンムアン空港泊
    06MAY0650 BKK ✈ 1500 NRT UA852

    Day 1 成田からカオサンまで

     BKKのドンムアン空港に到着したのは23時30分。手持ちのバーツがあったので、両替はあとにして、AirPortバスに向かう。A2路線で100Bでカオサン近くまで到着できる。記憶とは異なりA2路線は川沿いのバンランプーを通るようになったようで、だったらそこで降りればよかった。

     到着後、まず、近くの店で水とライターを購入、16B。

     25時10分に、カオサンの寺の裏のMy House G.H.に投宿。Fan+水シャワー+ダブルルームで350B。シングルは満室だった。写真は朝の風景。

     出発時、風邪気味だったので、南国のネットリした湿度のある空気が喉に良さそう。暑い。

    Day 2 夜行バスでパンガン島に向かう

     朝食はSoupNoodle 70B、マンゴーシェイク40B。

     割と体調が良くなったのと、カオサンでやることないので、今夜の夜行バスでパンガン島に向かうことにする。旅行会社でVIPバス&Boatのジョイントチケットで500Bを手配。A/Cの効いたバスは寒いかもしれないのでサロンを1枚180Bで購入した。

     ねっとりまとわりつく空気がBeerを欲する。体調もよいかも、というわけで昼食はBeerと空芯菜炒め(パックブンファイディーン)=140B。路上で、焼きバナナ=5Bもいただいた。

     午後はのんびり。日本から持ってきた文庫を読了。買い物でもするかと外出し、タイマッサージ1時間180B。タイは通えどマッサージは初めてやってみた。腰が痛いというと重点的にやってくれてかなり良くなった。と思いきや、最後の前屈でビキっと、痛い。A/C効いているし時間あったし、満足である。

     来るたびに、賑やかに、巨大になっていくカオサンの夕方の風景。

     18時集合でバスに乗車。23時ごろ途中の休憩で軽く夕食をとった(カオパット、Cokeで70B)。VIPバスなのに、暑い。A/Cの効きが悪すぎる。

    Day 3 パンガン島

     午前5時、スラタニに到着。タイの南方面行きはだいたいここで乗り換えになる。不良外人たちが乗り換えバスを待ってたむろっている。僕もその1人。

     次第に明るくなってきた。だいたい遠い順に乗り換えのバスが迎えに来る。パンガン、サムイは最後で7時半頃になった。待ち疲れた。

     不良外人たちを乗せた船、11時15分ころにサムイ島に到着し、さらにそこから、1時間でパンガン島に到着した。

     途中で、軽くサンドイッチ=50Bを腹に入れておく。

     パンガン島についても、そこからサムローでHaadRinへ(30B)。時計は13時になっていた。

     LonelyPlanetに詳細な地図がなく、しばらくさまよう。ビーチ沿いのバンガローをGETした。A/C、HotShowerで1泊800B。デポジットで500B払った。

     汗だくなので、とりあえずビール!Beer x2 =120B、パッタイ=70Bで190B。その後、帰りの交通手段を手配しようかと旅行会社を見に行った。やっぱり夜行バスはしんどいので、帰りは掟破りの飛行機にしよう。

    • サムイ島→バンコク 国内線 3,850B
    • パンガン島→サムイ島 船 120B

     合計、3970B。怠慢である。

     A/Cの効いた部屋に戻って、だらだら読書。気がついたら暗くなっていた。A/C快適すぎ。

     夕食を食べに出る。Seafoodsは思ったより少ない。全体的に客が少ないからか。バラクーダを食べることにした。パンガンは完全に白人ナイズされていて、タイの感じは全くないね。

     バラクーダ、Beer、Riceで310B+40B(Tip)。美味しかった。Thaiスタイルじゃないけど、贅沢、ぜいたく。

     今日はビーチには入らなかったけど、ビーチは案の定トップレスがいっぱい。しかし全然そそらない。

     帰り道にビーチサンダルを買った(70B)。ウイスキーとRedBullとライターも補充、133B。

    Day 4 パンガン島

     10時起床、よく寝た。A/C偉い!ビーチでゴロゴロ。しっかり日焼け止め(アネッサ)を塗り塗り。ミネラルウォーター20Bなど。宿代を800B支払う。

     暑い、汗が塩になる。ビーチは水はあたたかく、白い砂は美しい。トップレスばっか白人の楽園。僕はタイフードばっかり。でも、昔に行ったサムイ島に比べれば楽しいかも、なにせ人がいる。

     お昼に食べた春雨サラダ(ヤムウンセン)。あとご飯とビール。150Bくらいだっただろうか。

     14時から18時まで、部屋でお昼寝をしたあと、白人がマスターをやっている本格的っぽいタイ料理の店を発見。SARA’S KITCHENという名前。パパイヤサラダ(ソムタム)とトムヤムクンとビールをいただく。

     175B + 25B (Tip)。なんでも安いレストランだったらしく、日本人客もいた。

      それから、タイマッサージ200Bをやってから、夜のビーチですこし散歩。

     Drop In Barでピナコラーダを一杯。140B、やや高いなあ。ファイヤーダンスなどもやっていた。ビーチはゴザがひいてあり、まったりと飲むスタイルのようだけど、フルムーンではないからか、人は少なく寂しい感じ。

    Day 5 パンガン島

     8時起床。朝食は、FriedEgg、Toast、マンゴーシェイクで115Bと、ややコンチネンタルな感じで。宿代を800B払う。

     昼間で読書。ビーチでのんびり。

     昼食は、Seafood Special Noodle(上の写真)、Beer、Mango shake with Vodkaで220B。ちょっと飲みすぎた。16時頃までビーチで寝たり、海につかったり。案外幸せね。

     ちょっと高級そうなお店で豪華ディナー。魚のレッドカレーかけ、他ビールと、ThaiFantasyとかいうカクテルを頂いて、360B。

     水を10Bで購入。明日はバンコクに戻る。

    Day 6 掟破りの飛行機

     8時45分にチェックアウト。デポジットの500Bは戻って来る。

     船着き場で、ツナと卵のクレープ(60B)、水(12B)を買って朝食にする。まずは船でサムイ島を目指す。サムイ島ではBig buddha beachに到着。心配するまでもなく、空港行きのソンテウが待っていて50Bで空港へ。

     サムイ空港はオープンエアでのんびりしている。チェックインして、PSCを300B支払う。時間があるので空港内のBarでシンハーBeerをいただく(60B)。

     飛行機はB717。国内線なのにちゃんんと機内食も出てくる。先発したATRを追い抜いてBKKに到着。数日前と同様、エアポートバス100Bで、カオサンへ。

     カオサンは、バス停近くのRainbow G.H.に投宿。Fan、HotShower、Singleで250Bだ。荷物を部屋にいれて戸を閉めると、鍵が壊れていて戸が開かなくなるというトラブル発生。スーパーに買い物に行っている間に治してもらった。ひと安心して、シャワーを使う。

     やっぱりなにか観光したい気分になってきたので、実はまだ行ったことがないアユタヤに行ってみることにする。OneDayTourをLunch付きで500Bで申し込む。

     バンコクは何度も来ているけど、アユタヤのほかには、まだ王宮を見たことがない。

     G.H.の1階にあるレストランで夕食。Rainbow Restaurant、ここはインド料理が専門らしく、おすすめされたので、それに従ってチキンカレー、ナン、Beerで170B。

     やっぱりA/CのないFanだけの部屋は暑い。

    Day 7 アユタヤ日帰り

     ツアーでアユタヤへ。アユタヤといえば、あまりにも有名なこの写真。

     実際は、こんな感じで存在して、まわりを観光客がぐるっと取り囲んで写真をとっている。うまく切り取った写真がいい感じだけど、肉眼でみると、ああ、あれね、これか、、、となる。

     しかし、アユタヤはさすが世界遺産になっているだけあって、見応えは十分。

     狭い公園のような領域に、たくさんの遺跡や寺院がぎゅっと存在している。ツアーで効率的に回ったけど、ゆっくり滞在するのもいいかも。

     アユタヤではランチの時にBeerを60Bで、他に水8Bを購入。

    バンコクに戻ってきて

     午後、アユタヤからバンコクに戻ったので、市バスでカオサンからSiamSquareへ7B。電車15BでSi Lomへ。パッポンナイトマーケットでショッピングをして、豪華ディナーをいただく。347B。

     さらに、贅沢にTaxiでカオサンまで70Bで帰る。メーターだと安いのね。カオサンでマンゴーシェイク30B。

     早朝便なので深夜のうちに空港へ移動。エアポートバス100Bでドンムアン空港まで移動した。

    Day 8 帰国

     ドンムアン空港で仮眠する場所はだいたい決まっている。15時頃成田に帰国。

    計画と費用

     タイの往復航空券がマイレージで無料だったのが大きく、総旅費は44,500円。タイの白い砂浜のビーチコテージでの1週間の旅が5万円以下、なんて安価で素晴らしいんだろう。うち、掟破りの国内線飛行機が12,320円という贅沢つき。

     1B=3.2円、1USD=115.2円くらい。安い時に買いだめしておいたUS$のT/Cからの両替。

    1. 航空券 18.3USD + 4,150B = 15,388円

     バンコク往復、NRT/BKK//BKK/NRTは、ユナイテッド航空のマイレージプラスの特典航空券で手配。運賃は無料で、手数料だけ18.3USDがかかった。

     サムイ→バンコクは、パンガン島の旅行会社で手配。航空券は3,350B、諸税は365B、代理店手数料が135Bのトータル3,850B。サムイ島の空港のPSCが300B。

    2. 国内旅費+観光 1,559B = 4,989円

    4/29Airport BUS to カオサン 100B
    4/30パンガン島行きVIPバス+Boat 500B
    5/1HaadRinまでのサムロー 30B
    5/4港までのサムロー 30B サムイ島までのBoat 120B 空港までのソンテウ 50B
    Airport BUS to カオサン 100B
    5/5アユタヤ1日ツアー 500B
    バンコク市内移動 市バス7B、電車15B、タクシー7B
    Airport BUS to ドンムアン空港 100B

    3. 宿泊費 3,000B = 9,600円

     My House G.H. (カオサン) 350B (FAN、水シャワー、ツイン)

     パンガン島のバンガロー 800B x3 = 2,400B (A/C、HotShower)

     Rainbow G.H. (カオサン) 250B (FAN、HotShower、シングル)

    4. 食費等 4,220B = 13,504円

     食費はトータルで3,233B

     タイマッサージが2回で、200+180=380B

     その他、細々と、合計で4,220B